内容説明
激動の時代を駆け抜けた英傑・坂本龍馬。現在、語り継がれる功績の裏には知られざる事実が存在する。「写真に写る龍馬の手には何が隠されている?」「龍馬と新撰組は接触があったのか?」「寺田屋事件でお龍は本当に裸だったのか?」「“世界の海援隊”の逸話はウソだった!?」「勝海舟を暗殺しようとしたのは事実か?」「近江屋事件の標的は龍馬じゃなかった!?」など、龍馬の新たな実像に迫る。
目次
第1章 転機(なぜ、どうやって脱藩したのか?;脱藩後の生活の糧は兄の仕送りだった!? ほか)
第2章 波乱(龍馬は西郷隆盛を馬鹿だと思っていた?;薩長同盟の前日龍馬は姪に八つ当たり!? ほか)
第3章 飛躍(龍馬は「社中」が嫌で改名した!?;海援隊結成当初の商品は本と文房具!? ほか)
第4章 終幕(身を隠さない“潜伏”は九死に一生を得た自信?;近江屋で暗殺されるとき風邪をひいていた!? ほか)
第5章 語録(語録1 我がなすことは我のみぞ知る;語録2 どこかとがった部分を持て ほか)
感想・レビュー
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かわうそ
53
★★☆☆☆幕末を学んでいるとなぜか心が清らかになる。龍馬は脱藩後は兄の支援によって生活していたという。大政奉還は龍馬が考えた事ではない。大久保一翁という幕臣が考えた事であった。龍馬は子猫を抱いて新撰組を通過したのではなく、子犬を抱いて通過したという。龍馬はピストルを使えこなせなかたったので一発は暴発しないように弾を入れてなかった。船中八策も龍馬が考えたわけではない。横井小楠という熊本藩の藩士が考えた。坂本龍馬はカリスマ的存在であり、中本が理論的な主柱を担ったような気がする。2016/09/15