内容説明
「監督の采配力は1点差ゲームにある」といわれる。そこで本書では川上哲治から落合博満、トレイ・ヒルマンまで、プロ野球歴代優勝監督の「1点差ゲーム」での勝率をはじきだした。1点差ゲームでの勝率を中心に、盗塁・バントの企図率・成功率、失策率などのオリジナルデータも豊富にそろえ、本当の「名将」ランキングを掲載。日本プロ野球界を彩った名将36人を各種データと知られざるエピソードで徹底分析する。
目次
第1章 歴代優勝監督(西本幸雄;川上哲治;濃人渉 ほか)
第2章 名監督の“手腕”(長嶋茂雄と野村克也の「距離感とライバル心」;育てる指揮官王貞治;“野村ノート” in 楽天 ほか)
第3章 監督力(出身ポジション別監督力比較;外国人監督はなぜ成功したのか;兼任監督はなぜ成功しないのか ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カニック
2
プロ野球マニアのための参考資料。2015/10/03
シルヴァ
1
一点差ゲームの勝敗から監督の優劣を図ろうという面白い観点を示した本。 普通に読み物としても面白く、オフシーズンの暇なときに読みたい本だ2019/10/20
YOS1968
0
プロ野球の監督という、男なら一度はやってみたい職業で成功した人、失敗した人をデータを交えて評価している。長嶋は監督として優秀なのか。そして本当の名監督とは。勝った監督が良い監督なのか、弱小球団を率いてほどほどの成績を収めた監督はどうか。選手の個人記録では見えないデータを検証している。2010/11/03
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