内容説明
ガンを叩くNK(ナチュラルキラー)細胞の増やし方。不良長寿への3本柱は、笑い!ストレス発散!動く!免疫学の権威が説く、画期的健康法。
目次
第1章 まじめな人ほど早死にする理由(不良長寿のすすめ;ガンをたたくNK細胞は、笑って楽しむ「不良」に宿る ほか)
第2章 免疫力を高める食生活(粗食では長生きできない。金持ちは長寿!?;長寿の達人たちの食生活とモットー ほか)
第3章 「不良長寿」への7つの習慣(「不良」は仲間と出歩く;「不良」のそばに、女あり ほか)
第4章 健康の常識・非常識(コレステロール値は300まで放っておけ;コレステロール値が低い人は短命 ほか)
著者等紹介
奥村康[オクムラコウ]
1942年生まれ。千葉大学大学院医学研究科修了。スタンフォード大学リサーチフェロー、東京大学医学部助手を経て、1984年より順天堂大学医学部免疫学講座教授。医学博士。1990年日本免疫学会会長。2000年より順天堂大学医学部長を務める。サプレッサーT細胞の発見者。ベルツ賞、高松宮賞、安田医学奨励賞、ISI引用最高栄誉賞、日本医師会医学賞などを受賞。臓器移植後の拒絶反応を抑える新手法を開発するなど、免疫学の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
16
いい加減にチャランボランに生きた方が長寿!良かった、自分が不良で(笑2018/10/07
yuka_tetsuya
8
健康管理にもきまじめすぎる日本人に対して軽めに警鐘を鳴らした書籍である。何事もほどほどが大切で、某テレビ番組で「○○が健康にいい」と聞くと、すぐに買いに行く人にとっては耳が痛い。免疫とNK細胞に関する記述が何度も出てきて、疲れてくるが、それ以外はある程度のエビデンスも紹介しながら、偏りすぎない健康法を提唱している。「不良長寿」という4文字は著者の主張を最もよく表しているキャッチコピーである。2012/01/15
アイA♡
6
中高年の上司から借りて。おそらく中高年男性向け。真面目な人ほど体を壊す。不良長寿のためには免疫力アップ。そのためには、仲間と出歩く!、男性においては死ぬ気で女を探せ!、フリでもいいから笑え!、能天気!、運動はちんたらやれ!、健康管理をまじめにしすぎるな!、死にたくなったらお金のことを考える!、などなどのエピソード。難しい本かと思ったけど笑える面白い本だった。2015/01/22
ほじゅどー
3
家に引きこもらず、よく外出し、よく笑い、よく食べ、異性と会話し、ムラムラするような『不良』な人ほど長生きするそうですニャン!2011/04/23
bebe
2
「まじめ」であるということは身体にとって良いことなんて何もないような気がする。適度にいいかげんでマイペースで、よく笑いよく遊び、よく食べよく眠る生活をおくればよいのだと。こういう人間の持つ当たり前の欲求に沿った生活が大切なのだと改めて言われ、素直に納得している人が自分を含め大勢いるかと思うと、まじめな日本人ってやっぱりちょっといいなと思う。よし!NH細胞を活性化させるためにもっと笑って過ごそう♪2011/12/12