宝島社文庫
日本人のルーツがわかる本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796666862
  • NDC分類 469.91
  • Cコード C0121

内容説明

「日本人はどこからやって来たのか?」。これをテーマに各分野の第一人者が解説する。「形態人類学」「植物遺伝学」「民族学」「自然人類学」「歴史地理学」「人類進化学」等々の幅広いジャンルから分析。ここまで幅広いジャンルから言及された本はいままでなかった。日本人の起源を探る決定版がついに文庫化。いままでの常識を覆す日本人のはじまり。あなたは本当の日本人のルーツを知って驚くだろう。

目次

第1章 「形態人類学」からのアプローチ(骨と骨格―縄文顔と弥生顔から日本人のルーツを探る!;歯―歯の裏側が平らなら縄文系・シャベル状なら弥生系)
第2章 「植物遺伝学」・「動物考古学」・「微古生物学」からのアプローチ(米―日本列島に最初に「稲作」を持ち込んだのは縄文人だった!;動物―弥生人はイヌやブタを本当に連れてきたのか!?;自然環境―六万年前から三万年前の氷河期に最初のヒトが列島に姿を現した!)
第3章 日本人のルーツ―「民族学」・「自然人類学」・「歴史地理学」はどう見るか(徹底討論―ここまでは言える日本人と日本文化の起源)
第4章 「民族考古学」・「古病理学」からのアプローチ(人口―縄文晩期の人口の減少、弥生期の人口の大爆発は何を意味するのか?;病気―縄文人は新顔の「感染症」によって潰滅的な打撃を受けていた!)
第5章 「人類進化学」・「民族疫学」・「免疫遺伝学」からのアプローチ(ミトコンドリアDNA―ジャワ原人は日本人の遠い先祖ではなかった!;ATLウイルス―南米インディオと現代日本人の一部は共通の先祖を持つ;HLA遺伝子―弥生人には別ルートをたどってやってきた四つのグループがあった)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

22
日本人のルーツがわかっても誰の得にもならないが、少なからず現代の科学をもちい解明を試みようとする人々がいる。骨や歯、米や犬、病理学や遺伝学など幅広い分野を駆使している。民族により骨格や遺伝子も異なり解明に役立っているが、どうやら単一なルーツはなく複合的に混じり合っているようだ。後半は専門用語が多く解りづらいが、興味ある内容だった。2016/09/03

qs

0
医学的なことや科学的なことは、よく解りませんが、縄文人が凄いことはわかりました。以前に読んだ縄文人と弥生人のラブストーリー、案外本当にあった事かも?2016/04/04

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