内容説明
「国語の教科書にこんな素晴らしい作品が載っていたなんて…」「懐かしくて涙が出ました」この本を読んだ読者の方からの感想です。授業中に先生が読んでくれた話、仲良しの同級生たちと斉唱した話…誰もがあの頃手にした国語の教科書から珠玉の名作を21作品収録。懐かしい中にも新しい発見があり、当時とは違う感情が深く染みてきます。あの頃に戻る“なつかしの国語問題”も付いています。
目次
朝のリレー 谷川俊太郎「この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている」
スーホの白い馬 大塚勇三(再話)「スーホは、じぶんのすぐわきに、白馬がいるような気がしました」
トロッコ 芥川龍之介「良平はしばらく無我夢中に線路の側を走り続けた」
スイミー レオ=レオニ(作・絵)・谷川俊太郎(訳)「スイミーはおよいだ、くらい海のそこを」
春の歌 草野心平「ケルルンクック。ケルルンクック。」
注文の多い料理店 宮沢賢治「当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知下さい」
かわいそうなぞう 土家由岐雄「ぐったりとした体を、背中でもたれあって、芸当を始めたのです」
高瀬舟 森鴎外「わたくしはとうとう、これは弟の言った通にして遣らなくてはならないと思いました」
永訣の朝 宮沢賢治「けふのうちにとほくへいつてしまふわたくしのいもうとよ」
おみやげ 星新一「フロル星人たちは、その作業にとりかかった」〔ほか〕
著者等紹介
小川義男[オガワヨシオ]
1932年北海道生まれ。北海道教育大学札幌分校卒業。小学校、中学校の教員、教頭、校長として勤務する傍ら、亜細亜大学大学院修士課程、および早稲田大学大学院修士課程を修了。現在は、私立狭山ヶ丘高等学校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たらちゃん
ruki5894
葉菜枝
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
こめすき