内容説明
独走を始めた軍部、その野望を剥き出しにしたアメリカ、そして天皇制廃止を訴える共産主義者。三者の思惑が交錯し、日本は開戦への道を歩んでいく。蘆溝橋事件、南京大虐殺、東京裁判―日本を加害者に仕立て上げた、したたかな陰謀。中国共産党および占領軍によって奪われた日本人の誇りを取り戻し、戦前・戦中・戦後を通じてねつ造された歴史認識を糺す一冊。文庫化に際して、大幅加筆修正。
目次
プロローグ ゆすり甲斐のある金持ち・日本
第1章 ペリー来航から日韓併合まで
第2章 アメリカの脅威と開戦の足音
第3章 関東軍の暴走と満洲国建国
第4章 右翼社会主義と「昭和維新」
第5章 真説・シナ事変
第6章 南京大虐殺の真相
第7章 日米決裂、そしてパールハーバー
第8章 原子爆弾と玉音放送
第9章 東京裁判と戦後日本
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
評論家。上智大学名誉教授。1930年(昭和5年)、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了後、ドイツのミュンスター大学、イギリスのオックスフォード大学に留学。哲学博士号(1958年)、名誉哲学博士号(1994年)を受ける。フルブライト招聘教授としてアメリカ6大学で講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、執筆ジャンルは幅広い
水木繁[ミズキシゲル]
岐阜県出身。高校を卒業後、専門学校にて漫画を専攻する。専門学校卒業後は漫画家・牧野和子氏の下でアシスタントを務め、その後は独立してイラスト・漫画などを手掛け、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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広陵高校何で出たんやと思う26歳キャビンアテンダント・寺
JUN
zen
ごりぞう