宝島社文庫
「家族力」がうつから救う!―ともに戦う「患者と家族」60のケース

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796664820
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0111

内容説明

約15人に1人がうつ病にかかっている現在の日本。統計上では約7人に1人が一生の間に一度はうつ病にかかると言われている。そのケアに成功した家族には共通する不思議な力があった。たとえるなら「家族力」。MDA‐JAPAN(うつ・気分障害協会)を設立した山口律子が、そんな「家族力」をもつ家族が実行しているさまざまな知恵やアイデア、心構え、知っておくと楽になれることを伝える。

目次

第1章 よくある「うつ家族」の誤解(うつ病は「気合」で回復すると思っている;薬に頼らないで治そうとする ほか)
第2章 「うつ家族」の心構え(「病を憎んで、人を憎まず」;うつ病は三寒四温で回復する ほか)
第3章 「うつ家族」が抱えやすい問題(ゴールに近づいている実感が得られない;家族が医者になろうとして逆効果 ほか)
第4章 今すぐ役立つ!「うつ家族」の改善アイデア20(「温かな無関心」で接する;隠れダラダラスペースを作る ほか)
第5章 社会復帰へ。「うつ家族」の最後の一歩(回復期に入ったらカウンセリングを検討する;復職プログラムを利用する ほか)

著者等紹介

山口律子[ヤマグチリツコ]
1988年東京都特別区入庁。都内の保健所に7年間勤務する。95年MDA(Mood Disorders Association of British Columbia Canada)にてレジデント研修。家族心理教育プログラム、気分障害の心理教育プログラムを学ぶ。96年米国サンフランシスコのヘイトアシュベリーメディカルクリニックにて在宅AIDSケア、薬物依存ケアプログラムレジデント研修。その後、米国(財)野口医学研究所、横浜市総合保健医療センター精神保健部リハビリテーション科精神科デイケアに勤務。2002年NPO法人MDA‐JAPANを設立。うつ・気分障害の当事者と家族の支援活動を始める。現在、日立キャピタル損害保険株式会社メディカルアドバイザリー室長。日本うつ病学会評議員。保健師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シン

3
よくまとまっていてわかりやすい。が、それができれば苦労しないということが多い。2008/09/03

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