内容説明
世界のなかでも類い稀なる急成長を遂げてきた国、日本。この国の歴史は、良い時代、悪い時代それぞれに生きた先人達の、貴重な体験談の宝庫である。私たち現代人にとっても、人生をよりよく生きるためのヒントが満載だ。本書は、その歴史を完全網羅。そして、教科書では取り上げられない目からウロコの意外なエピソードも紹介。漫画のようにすらすら読めてクセになる、楽しい日本史決定版。
目次
第1章 旧石器~古墳時代―日本のあけぼの
第2章 飛鳥~天武王朝時代―天皇中心国家の形成
第3章 奈良時代―平城京と仏教の時代
第4章 平安時代―藤原摂関政治から武士の時代へ
第5章 鎌倉時代―北条執権と鎌倉御家人、兵どもが夢のあと
第6章 室町時代―足利幕府と南北朝
第7章 戦国・安土桃山時代―群雄割拠から天下統一へ
第8章 江戸時代―250年の太平
第9章 明治時代―近代日本の夜明け
第10章 大正~平成時代―二つの世界大戦、頂点と挫折、そして奇跡の復興
著者等紹介
後藤武士[ゴトウタケシ]
1967年(昭和42年)岐阜県生まれ。青山学院大学法学部卒。日本全国授業ライヴ「GTP」主宰として、北海道より沖縄・石垣島まで、児童、生徒、父母、講師、教師、会社員などを対象に講演。また新進気鋭の若手教育評論家、最強教育指南役としても活躍。アエラ、プレジデントファミリーなどマスコミを賑わせている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
96
【図書館】よく行く本屋さんの「売れている本」コーナーに日本史の本が並んでいたのが嬉しくて読んでみました。中学生ぐらい~大人まで日本の歴史の概要をわかりやすく解説した本です。あくまで重要事項をさらっとなぞっているだけなので、もともと歴史好きなひとにはちょっとものたりないけど…いわゆる通史を学んで、ザックリだけど流れを把握し、これをきっかけにいろんな時代を…という方にはちょうどよいと思います。学校の授業で習った歴史がおもしろくない!?とご不満の方にはオススメの一冊です。2012/10/13
シナモン
95
購入本。他の方のレビューにもありますが、私も草剪君の帯をきっかけに購入です😅もともと日本史は好きなほうですが、学校では「では次は○○時代~」というようにぶちぶち細切れで教わるので、今思うと全体の流れがつかみにくかったと思う。この本は古代から現代までの流れを俯瞰的に捉えることができ、頭の中が整理されてスッキリした感じがしました。当たり前だけど、歴史って繋がってるんだなー。軽妙な語り口で読みやすく、面白く、勉強になる一冊でした。昔はまった「天上の虹」とかまた読んでみたいな。2019/08/29
s-kozy
80
文庫版で335頁スラスラ、スッキリと読める日本通史。これはいい、うちの子達にも勧めよう。著者によると「対象は歴史嫌い、歴史が苦手な人」、「条件は教科書レベルの内容は全て取り扱い、一冊にまとめる。難しい歴史用語などは使わないか解説を加える、教科書にはなくとも有名なエピソードは網羅する、わかりやすくて面白くて一気に読めるような本にする」。条件は十分に達成できていると思う。末尾に現在の日本の課題が述べられているのもよい。しかし、この本が書かれたのが平成18年、課題がここ10年で解消されていないことに暗澹とする。2019/02/18
Kenichi Yanagisawa
67
シリーズもんの日本史編です。 国語の出来が結構良かったので読んで見ましたが、再度歴史認識を確認させていただきましたレベルの代物でしたね。やっぱ歴史は暗記するしかないのかなぁ。 ちなみに、日本史、世界史とそれぞれ別々に覚えていくので、それぞれの時代の連携が苦手な私。 三国志の時代って、日本は?欧米は?、、、まったくわからん。 2013/09/14
Vakira
64
日本の歴史おさらい。ちょい読み、大筋ざっくり知るにはもってこい。この本のおかげでもっと詳しく知りたくなった。ちゃんとした日本の歴史の本を読んでみようと決意する。2017/05/15




