内容説明
2003年、メディア業界や永田町を中心にして、密かに池田大作の「重病説」が流れた。創価学会は噂を否定したが、その直後からXデーについて、本気で考える必要が出てきた。「後継者は誰なのか?」「莫大な資産はどうなるのか?」「信仰に影響はでるのか?」「公明党の動向は?」。学会の選択は、単に組織内部だけでなく、政権全体、いや日本全体をも揺るがす。はたして、何が待ち受けているのか…。
目次
INTRODUCTION 「Xデー」と日本の行方
序章 カリスマの終焉
第1章 Xデーと政界
第2章 Xデーと信濃町
第3章 宗教力の行方
第4章 創価学会の事件簿
終章 宗教バブルの消滅
著者等紹介
島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。日本女子大学教授を経て、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員。宗教学者として幅広い視点から評論活動を続けている
山村明義[ヤマムラアキヨシ]
1960年熊本県生まれ。フリージャーナリスト。政官財に幅広い人脈を得て、加藤紘一議員辞職のきっかけとなった『加藤紘一研究』(『新潮45』)など、雑誌記事を多数執筆。ブログ『山村明義の国際政治事件簿』が好評
山田直樹[ヤマダナオキ]
1957年埼玉県生まれ。和光大学除籍。文庫本編集者、『週刊文春』記者を経てフリーに。04年「第10回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞大賞」を受賞
溝口敦[ミゾグチアツシ]
1942年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。出版社勤務を経て、ルポライターに
寺澤有[テラサワユウ]
1967年2月9日生まれ。大学在学中の1989年から、ジャーナリストとして警察や検察、裁判所、会計検査院、防衛庁、記者クラブなど、聖域となりがちな組織の腐敗を追及しはじめる
宮島理[ミヤジマタダシ]
1975年山形生まれの大阪育ち。東京理科大学理学部物理学科中退後、IT系企業設立を経てフリーライターとなる
与那原恵[ヨナハラケイ]
1958年東京生まれ。ノンフィクション・ライター。雑誌「別冊宝島」「文藝春秋」「エスクァイア」などに寄稿するかたわら、書評も多数執筆
李策[リチェク]
1972年、東京都生まれの在日朝鮮人3世。朝鮮大学校を卒業後、朝鮮総連での活動を経てフリーライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
うろん
岡 幸治
-
- 和書
- ありのまま