宝島sugoi文庫
日本の右翼と左翼

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  • サイズ 文庫判/ページ数 217p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796663724
  • NDC分類 361.65
  • Cコード C0136

内容説明

日本は右傾化していると言われるが、そもそも右翼とは、左翼とは何なのか。二・二六事件とその首謀者「北一輝」、自衛隊クーデター未遂事件を起こした「三島由紀夫」、大逆事件で死刑となった「幸徳秋水」、ハーグ事件で有罪判欠を受けた「重信房子」…などなど。右左の事件とその指導者の実像に迫り、両翼の思想と行動のすべてを解き明かした!いちばんわかりやすい日本の右翼と左翼の本。

目次

第1章 日本の右翼―憂国の志士たちの実像(1881年玄洋社設立・頭山満―「反西欧・反権力・アジア解放」近代右翼運動の源流をつくった;1901年黒龍会設立・内田良平―明治、大正期の日本外交を先導した“主流派右翼”の巨頭;1911年中国革命に協力・宮崎滔夫―中国革命に全身全霊を傾けた“純粋・硬派”な大陸浪人;1932年血盟団事件・井上日召―“一人一殺”テロの「血盟団」を組織 恐怖の時代をつくった ほか)
第2章 日本の左翼―社会主義革命は幻だったのか(1910年大逆事件・幸徳秋水―“左翼運動の先駆者”は横暴な国家と司法の犠牲に;1908年赤旗事件・堺利彦―社会主義者の連帯を模索し続けた「バランス感覚」;1945年日本社会党結成・荒畑寒村―横暴な「テロ」は認めない 情緒性豊かな社会主義者;1922年ギロチン社設立・古田大次郎―イラ立つ無政府主義者は死への道を急ぐ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

滅紫

1
学生運動の組織図(派閥図?)みたいなのが、参考になりました。黒田寛一っていう人、もう亡くなっていますがここに載ってます。あの人載るほど左翼で有名なんですね。立花隆とか大江健三郎みたいな大物でもノンポリなので載らないと思うんですが。ノンポリはノンポリでまとめてほしかったなーと思います。2013/08/24

JunTHR

1
飲みながら話すネタが増える。そんな感じの軽い本。でも面白い。大雑把に歴代・右翼左翼わかる。2010/03/19

和邇

1
冒頭、元・右翼である鈴木邦男のまえがきを読み「反右翼本?」と思いきや巻末は元・左翼筆坂秀世のインタヴュー。中身も、左右どちらにも傾かないようバランスを取られていると感じた。キーワード解説も分かりやすい。2009/10/31

マッスー@

1
安いしおもしろいです。昔読んだ恐竜図鑑やプロレスラー図鑑のような感覚で読めます。2008/06/07

らっそ

0
概要がわかって勉強になった2009/08/15

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