宝島社新書
困った老人と上手につきあう方法

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796663106
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0236

内容説明

暴走老人、意地悪老人、トラブル老人、引きこもり老人、物忘れ老人…今なぜ、「困った老人」が急増しているのか!?65歳を超えた身内がいるなら必読の書。

目次

序章 身のまわりの「困った老人」たち
第1章 「困った老人」の脳で起こっていること
第2章 今なぜ「困った老人」が増えているのか
第3章 「困った老人」の心理学
第4章 「うちの親、ボケてきた?」と思ったら
第5章 「困った老人」とのつきあい方
第6章 自分が「困った老人」にならないために

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学付属病院精神神経科助手、米国カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医。国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)。川崎幸病院精神科コンサルタント。一橋大学国際・公共政策大学院特任教授。心理学をビジネスに応用するシンクタンク「ヒデキ・ワダ・インスティテュート」代表。「緑鐵受験指導ゼミナール」監修。2005年、正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

myon

5
感情を老化させないよう、感情が沸き立つような経験をすることが大事。2018/03/11

Humbaba

4
年をとると老化が進む。そして、それによってこれまでは我慢できたことも我慢できなくなる。それに対してカッとなる気持ちを持ってしまうのは仕方ないが、人はみなそういうものだとわかっていればある程度は抑えられる。知識が増えればそれだけ対応方法も広がるので、上手に折り合いを付けられるようになる。2018/01/16

みきすけぶんぶん

3
あははははー、いるいるこういう人! 読んでみてある意味笑いがとまらなかった。…でもうすら淋しい…。 老化はだれにでも訪れるもの。困った老人に多かれ少なかれみんななるのね。 超高齢化社会をむかえるけれども、本書に書かれている通り、若い人がより優先される傾向は加速して、高齢者には生きにくい社会になるだろう。その時本書が役に立てばいいけど。もうちょっと高齢者のいいところも書いてほしかった。本の主題とはずれるけど。2012/07/20

Naomi Araki

2
70代で連れ合いを亡くした父に、会う度、イライラさせられていたが、80代でやっと丸くなってくれた。今度は、自分や自分の夫が似たような態度に徐々になっていっている気がして、老父に関してでなく、自分達に関して、この本を手に取ってみた。わかっているつもりでもわかりやすい本にしていただいて本当に有り難いです。接客業や、役所の職員、介護職の人など、「まったく年寄りって腹が立つ!」と思ったことがある人なら誰にでもすごく役に立つ本。2023/10/01

Humbaba

2
かつて、高齢者と言われた人はそれまでに厳しく、貧しい暮らしをしてきた人たちであった。そのため、サービスなどに要求する水準もそれほど高いものではなかった。しかし、現代高齢者と言われる人々は、それまでに高水準のサービスを享受してきた人々である。そのため、要求する水準も昔と比べて格段に高くなっている。2014/08/01

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