『このミス』大賞シリーズ
林檎と蛇のゲーム

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784796662031
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

交通事故で母を亡くし、父と二人暮らしの珠恵。二週間の海外出張が決まった父が、留守中、珠恵の面倒をみてもらおうと連れてきたのは、水野鈴奈という女性だった。珠恵は、「パパの恋人かもしれない」という勘繰りから、水野と打ち解けることができず、窮屈な毎日を過ごすことになる。ところが、愛猫ミルクの失踪事件を発端として、珠恵は殺人事件に巻き込まれてしまう。さらには、父のベッドの下から一億円を発見。その隠し金を抱え、水野とともに逃亡しなければならない事態になり…。

著者等紹介

森川楓子[モリカワフウコ]
1966年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。ジュニア小説家として25歳でデビュー。別名義で活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

48
★★★☆力作である。もともとはラノベ作家として別のペンネームでは多くの作品を残しているも、当作家名では始めて作品で初読となる。ラノベということで対して期待はしていなかったが、内容も勿論 不思議な題名も上手く練られている。今後の作品に更なる期待。2014/10/26

あー

23
面白かった~。過去の出来事と現在がうまいこと絡まってまぁびっくり。私だったらどの立場だったとしても大慌てだ。れんこんの天ぷらが食べたくなった。2022/03/03

香翠

19
お初の作家さん。ちょっと都合よくない?と思える部分もあったかな。優美さんの出番がもっとあったらいいのに、水野さんとの絡みとかねぇ…なんて思いつつ、テンポの良さに釣られてサクサク読んじゃいました。2023/03/13

かごめ

14
図書館で借りたのですが、この本を選んだ理由がわからなくなりあとがきを、「このミステリーがすごい」の紹介だったと読み進める。甘酸っぱい炭酸飲料のようなさわやかでポップ、なので…難点には目をつむろう。2019/08/05

那由多

12
アンソロジーでお見かけして好印象を持った作家さん。可愛らしい装丁に騙されて読むと、いい意味で裏切られます。切っ掛けはネコ殺し、そして殺人、1億円、逃亡、父親の過去、濡れ衣、真犯人(?)、真相に至るわけですが、面白かったです。この作家さん別名義でゲームラノベをたくさん書かれてるんですが、森川名義でもっと書いて欲しいです。選考委員の言う通り、「もう少し」のところはあるけれど十分力を持った作家さんだと思います。2018/04/28

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