出版社内容情報
新進気鋭の料理人と、人間離れした味覚を持つ料理評論家が覗き見た闇とは?
<最終選考委員コメント>
◎この10年で一番美味しいミステリー三ツ星を超えた禁断の料理をご賞味ください──大森望(翻訳家・評論家)
◎美食というのは体に毒だ。でもこのミステリーでなら大丈夫。ごちそうさま!──香山二三郎(コラムニスト)
◎まさしく美味 この美食ミステリーを『このミス』大賞に迎えられたことを、選考委員として誇りに思う──茶木則雄(書評家)
◎グルメならたちまち完食! 美味しいミステリー、ここに誕生──吉野仁(書評家)
内容説明
柴山幸太は神戸でフレンチスタイルのビストロを営む新進気鋭の料理人。彼は、妻の友人と木下貴史との結婚披露宴に出席し、貴史の祖父である中島という老人と知り合いになる。その中島は人間離れした味覚を持つ有名な料理評論家であった。披露宴での会話を通じて、幸太は中島に料理人としてのセンスを認められ、その結果、中島が幸太のビストロを訪問することになる。一方、幸太が中島と知り合った翌日、神戸ポートタワーで一人の男性の刺殺体が発見された。捜査に乗り出した兵庫県警捜査第一課の青山は、木下貴史の父・義明が営む会社に被害者が勤務していたことをつかむ。さらには義明も失踪していることを知り…。『このミステリーがすごい!』大賞第6回大賞受賞作。
著者等紹介
拓未司[タクミツカサ]
1973年、岐阜県生まれ。大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、神戸のフランス料理店に就職。その後様々な飲食業に従事。現在はアルバイト。『禁断のパンダ』で、『このミステリーがすごい!』大賞第6回大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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