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宝島社新書
昆虫がヒトを救う

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796661300
  • NDC分類 486.1
  • Cコード C0245

内容説明

日本が誇る昆虫医療業界の最先端に迫る。昆虫×医療。抗ガン剤、心筋梗塞治療、メタボリック対策、PTSD療法…昆虫のチカラで病気が治る。

目次

第1章 無敵の抗菌システムを持つハエ
第2章 メタボリックに効く昆虫のシルク
第3章 スズメバチの「V.A.A.M.」でパワー爆発
第4章 臓器の乾燥保存を助けるネムリユスリカ
第5章 ガン細胞を眠らせる昆虫ヤママユ
第6章 血液凝固を止めるオオサシガメ
第7章 ヒトコラーゲンを生成するカイコ
第8章 PTSDに効くスズムシのバイオセラピー
第9章 ヒトの脳を映しだすコオロギ

著者等紹介

赤池学[アカイケマナブ]
(株)ユニバーサルデザイン総合研究所所長、科学技術ジャーナリスト。1958年東京都生まれ。80年筑波大学第二学群生物学類卒業。ユニバーサルデザインに基づく製品開発、地域開発を手掛ける。「生命地域主義」「千年持続学」を積極的に提唱し、自治体や企業主催のセミナー、シンポジウムのコーディネーター、講演活動を展開。また、製造業技術、科学哲学分野を中心とした執筆、評論を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomomi Yazaki

16
昆虫を利用して治療する医療。それは今目覚ましく進歩している。昆虫が4億年も生きながらえてきた理由の一つがその強力な免疫力。細菌と抗生物質のイタチごっこも昆虫の免疫機構で解消される。その代表がなんとカブトムシの幼虫。細菌の細胞に直接穴を開け破壊する抗菌物質を持つという。また、スズメバチの幼虫が出すアミノ酸も今ではスポーツドリンクとなり、世界中のアスリートが摂取している。癌も再生医療も、PTSDさえも昆虫によって改善される。その内、昆虫無しでは考えられない生活が始まるのかも知れない。虫嫌いは、大変だー!2022/08/12

Aniani

0
昆虫が持つ様々なテクノロジーを、医療分野に絞り「昆虫力」よりも詳しく書いてある。「昆虫力」よりも、一つ一つの内容が深く楽しめた。2009/12/12

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