内容説明
古代から生活の中に脈々と受け継がれてきた神道。「自然を大切にし、人間同士が信頼し助け合う」。この神道の精神こそ、現代人がなくしかけていた日本人の心ではないでしょうか。今も残る身近な「しきたり」「参拝」などから、日本人の根底に流れている「神道の教え」改めて学んでみましょう。
目次
第1章 日本人気質はどこからきたのか(稲作がもたらした勤勉で誠実な日本人気質)
第2章 神道とはなにか(神道のはじまり;神道と神社の誕生;その後の神道)
第3章 あなたの身近にある神道(一家の稼ぎ頭を「大黒柱」というのは?;お盆も神道のイベントだった?;遺体は穢れたものでも、その魂は神様;恨めしや……と化けて出るのも神様?;神道における死後の世界と葬式;女性が聖域に入れないのはなぜ?;厄年にお祓いをするのはなぜ?;スルメをアタリメと呼んだのはなぜ?;鈴木、高橋、山本は神道に関係する筧をあらわす;神社の家紋の由来は?;昔も今も大ブームの占い&おまじないの世界;縁起がよい食べ物がある?;国民の祝日は神道と深いかかわりがある;日本人に富士山好きが多いのも神道の影響?;三種の神器の不思議)
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年山口県生まれ。東京大学大学院国史学科修了。明治学院大学教授。日本史を専攻。歴史哲学の視点から幅広い執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
inami
40
◉読書 ★3 祖母の躾が厳しく、朝夕に神様(神棚)と仏様(仏壇)に手を合わせないと食事を摂らせてもらえなかった。初詣は近くのお宮に行き、冬にはクリスマスを祝い、葬式は仏式で・・と宗教観バラバラ(笑)。そこで、という訳でもないが、そう神道って?・・キリスト教や仏教とは違い、経典や教えもなく開祖もいない日本の宗教だ。古来、日本人が暮らしていく中で身につけた「自然を大切にして」「人を敬う」という思想から発展していったものだという。国民の祝日も神事に関係しているが、端午の節句は本来、女の子の節句だったとは・・2021/02/16
natsumu
4
少々話があっちこっちに飛ぶので本筋から迷子になるが、基本的には易しい本。神道とは、日本に昔からある理想の生き方や生活の知恵のあらわれたもので、生活になじみすぎて宗教だとは思っていないようなものが多い。外来宗教に対して日本独自の考えを表現するのに名前をつけたと思えばいいらしい。日本史の中での時代ごとの政治と宗教の距離感を知ると歴史認識が深まる。2014/07/24
かねかね
2
解かり易くまとめてあると思います。にしても、日本の神様って漢字が難しいですよね(^_^;)2014/06/22
Row_the_Punks
2
雑学吸収レベルの簡単な内容ですが、改めて、日本の風習や行事は神道が発端となり、仏教その他の影響を受けながら、伝承されてきたかがわかります。2013/08/06
TSUBASA
2
日本に残る風習や気質は神道に端を発する物が多い。日本人として神道くらい知ってなきゃなと思って読んでみました。もうちっと神道を基にした日本人の精神解説みたいな所まで踏み込んでくるのかとおもいきゃそんなに押し付けがましくもない説明だった。ただ、事実の列挙に近い所がある気がして若干物足りなかったかも。それにしてもやはり自分の国の文化の源くらいは知っておかなくちゃね。2010/06/15




