内容説明
身近な日常に息づく科学を日本物理教育学会賞受賞の現役高校教師が教える全22講。
目次
1章 素朴な疑問から考える科学(ドップラー効果―なぜ、救急車が通り過ぎるとサイレンの音が変わるのか?;音の伝達速度―ヘリウムガスのスプレーで声が変わるのはなぜか?;揚力とジャイロ効果―ブーメランはなぜ、投げた人のもとに返ってくるのか? ほか)
2章 毎日の生活に息づく科学(イオンと電気―いつもお世話になっている電池の原理;水溶液―コーラなどの炭酸水から「シュワッ」と泡が出てくるわけ;浸透圧―漬物や梅酒作りで知る、料理の味付け「さしすせそ」の科学 ほか)
3章 地球や自然の不思議がわかる科学(レイリー散乱―空はなぜ青い?夕焼けや朝焼けはなぜ赤い?;偏光―ミツバチが仲間に蜜のありかを教える「8の字ダンス」の謎;凝固点降下と沸点上昇―海の水が0度になっても凍らないのはなぜか? ほか)
著者等紹介
渡辺儀輝[ワタナベヨシテル]
1966年北海道生まれ。北海道大学大学院地球物理学専攻修了。北海道当別高等学校、北海道南茅部高等学校、北海道函館東高等学校を経て現職の市立函館高等学校教諭。現在は公立はこだて未来大学非常勤講師を兼務(担当はリメディアル教育としての「物理学入門」とナノテクノロジー概略を伝える「物質の科学」)。函館新聞に執筆している「レッツトライ理科実験(毎週土曜日掲載)」は連載8年を超えるロングコラム。市内はもとより日本国中でサイエンスショーを開催し、日々、科学の魅力を伝えている。「青少年のための科学の祭典」函館大会事務局長を勤める傍ら、日本物理教育学会より学会賞である大塚賞(実戦部門)を平成17年度に受賞。北海道函館市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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