内容説明
瀬川恭介は史上最年少でショパンコンクール優勝を果たした天才的なピアニスト。ある日恭介は罠にハメられ、殺人事件の第一容疑者となってしまう。伝説のピアニストによる殺人事件、しかも被害者は国民的人気の美少女ピアニストという、センセーショナルな話題は、マスコミの恰好のエサとなる。記者たちが、インパクト優先の記事作りに夢中になるなか、元女子アナウンサーの相沢奈緒は、真実を求めて奔走するが…。
著者等紹介
水原秀策[ミズハラシュウサク]
1966年、鹿児島県生まれ。早稲田大学法学部卒業。不動産会社勤務、衆議院議員秘書(公設第二)などを経て、第3回『このミステリーがすごい!』大賞受賞、『サウスポー・キラー』(宝島社文庫)にて2005年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
92
楽しめましたが、あからさまに怪しい人はやっぱりだったし、警察とマスコミのやりすぎ感と主人公含めう~んってキャラ多すぎ。2018/05/21
higeru
3
★★★☆ あるブログで『サウスポー・キラー』のレビューを見て、久しぶりに読んだ水原秀策。プロットは悪く無く、ほぼ一気読み。だが、登場人物の分かりやすすぎる単純なキャラが鼻につく。それからタイトルの「メディア・スター」ってのはどうだろう。ここはストレートに「ピアニスト」で良かった気がする。2009/07/18
秋芳
1
アクの強い登場人物が多く、いまひとつ感情移入できなかったがラストの展開には唸らされた。本当、腹に一物あるヤツばかり。キャラクター性が強く、事件の背景や人間関係の機微など、物語を支える部分はやや脆弱に感じた。 一癖ある登場人物を眺めながら、真犯人は誰か?をぼんやりと考えるのが楽しい一冊。 野球選手、棋士ときて、今回はピアニスト。この作者は、今後も特殊な業界を舞台に選んでいくのかなぁ。 そうそう、冤罪ミステリーってジャンルがあるとは知らなかった。2007/11/14
Hayato Higo
1
★★★★所々粗はあるけど、主人公がいいキャラ。彼も自分に注目を集める為にしたたかな振舞いをしてたとは。殺された娘に感情移入は出来んね。火事場泥棒もなかなか。2022/05/04
ゆき
1
結構おもしろかったです。主人公の瀬川は鼻持ちなら無い男で唸りながら読み進めましたが、最後の方に彼ならこれでいいさと言う気になるくらい事件をご一緒しました。結果として楽しめました。2011/11/09




