トヨタ式自分「カイゼン」術―ビジネス漫画

若松 義人【原案・監修】/摩周子【漫画】

宝島社（2007/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 286p／高さ 22cm
• 商品コード 9784796657860
• NDC分類 509.6
• Cコード C0034

内容説明

倒産寸前の弱小工場の立て直しに、一人の男が立ち上がった。彼こそは、トヨタ式「カイゼン」術の達人、その名も“カイゼンのドラゴン”―。「かんばん」「あんどん」「星取り表」「ジャスト・イン・タイム」等…世界をリードするトップ企業の仕事術「トヨタ式」の基本が正しくマンガで理解できる。今日から実践できるヒント満載、製造業から事務・営業職まで有効な、新ビジネスマン必読の書。

目次

第１章　星取り表で到達目標を「視える化」―トヨタ式は人間の知恵を尊重する！
第２章　標準作業でムダを徹底排除―付加価値を生む作業だけが仕事である！
第３章　平準化で多能工を目指せ―仕事のムラがムリとムダを生む！
第４章　前工程は神様、後工程はお客様―隣の人を考えて仕事をしろ！
第５章　「５回のなぜ」で徹底究明―不良は見えるところに出せ！
第６章　「１個単位」で考える―目指すならコストハーフを狙え！
第７章　変化し続けるトヨタ式―カイゼンし続けなければ意味がない！

著者等紹介

若松義人［ワカマツヨシヒト］
１９３７年宮城県生まれ。トヨタ自動車に入社後、原価、生産、購買部門で大野耐一氏のもとで「トヨタ生産方式」の実践・改善・普及に努める。８４年以降は農業機械メーカー、住宅メーカーでも同方式の導入・指導にあたった。９１年韓国大宇自動車顧問。９２年カルマン株式会社設立。現在、同社代表取締役社長。西安交通大学客員教授

摩周子［マシュウコ］
１９６１年北海道生まれ。漫画家兼イラストレーター。日本出版美術家連盟会員。刺青画を中心としたイラストおよびオリジナル劇画を手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Hirouch]

トヨタ式のカイゼンについて全く知識がない人が 気軽に手に取る分には良いと思います。 80年代/90年代の漫画風ですし、内容も今の ご時世からは大丈夫か？という感じですが、 そこはトヨタ式とは関係ない部分ですので。

2021/02/17

[ヒイロ]

1時間で集中して読みました。トヨタ式の考え方が分かりやすく書かれています。ポイントをまとめやすいと思います。14か所ほど参考になったので、実務に使いたいと思います。

2018/06/11

[銀雪]

ドラゴン桜を意識したんだろうな、と思える描写が随所で垣間見れた。伏線もきちんとトヨタ式カイゼン術に則って回収されていたし、普通のコミックとしても楽しめた。ミノウラさんの家庭のエピソード、工場長のエピソードが特に印象的。「ムダを省く」技術とかって、断捨離にも通じるものがありそう。サクラダの言うとおりにする、という展開ばかりではないのも良かった。ラストも、終わりと言う感じではなく、これからもカイゼンを繰り返して、どんどん前進していくんだろうなぁ、ということを感じさせられて読後感も良かった。

2012/10/19

[najitani]

仕事の山崩しと壁壊し、多職能な人材の育成はどの部署でも役立たせるべき

2016/06/05

[Chihiro Hamada]

トヨタ式を導入している企業の社会人半年〜一年生にオススメ。漫画であるがゆえ、スラスラ読め、全体の俯瞰もしやすい。非常にわかりやすい本。

2013/12/07