内容説明
「超ひも理論」は、これまで人類が積み重ねてきた数々の物理学上の成果を受け継ぎながら、従来の知識では解決不能だった素粒子物理学と宇宙物理学のミッシングリンク(失われた環)を解き明かすことが期待されています。本書では、現代物理学の概要と宇宙論をおさえつつ、その上に立つ「超ひも理論」の世界をマンガで紹介していきます。
目次
1 超ひも理論の誕生まで(超ひも理論;量子力学 ほか)
2 最新・素粒子論ベーシック(物質粒子;ゲージ粒子 ほか)
3 最新・宇宙論ベーシック(宇宙の構造;宇宙論 ほか)
4 “超ひも理論”で宇宙のなぞを読み解く(宇宙のなぞ;超ひも理論)
著者等紹介
白石拓[シライシタク]
1959年愛媛県生まれ、京都大学工学部卒。科学ジャーナリスト
工藤六助[クドウロクスケ]
イラストレータ。東京生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白黒
1
マンガでわかると謳ってはいるが、メインはやはり文章であってイラストはあくまで補助だった。統一理論となりうる超ひも理論に向けて量子力学、相対性理論もしっかり説明し、発刊当時の最新物理状況をわかりやすく解説した感じ。この本の発刊時以降、大きなことではヒッグス粒子発見があったりしてやや2014年現在とは違うところもあったように思うが、内容としてはかなり満足。これ一冊で教養としての現代物理学全般カバーできるんじゃないか?ってくらい深すぎず浅すぎず、説明は丁寧、息抜き程度のイラスト有りで個人的には高評価。2014/09/03
文章で飯を食う
1
マンガではないし、図解も理解にはふつうレベル(見てはおもしろい)。しかし、中身はきちんとしているし、良くできている。素人の知的レベルをきちんと把握しているのかな。(もちろん、私は素人ですが)2011/11/20
だいな
0
高校1年の時に読んで興味をそそられた2010/06/03
Charon
0
マンガではなくて、図解がコミカルなだけ。('07頃了)
あっちゃんのパパ
0
評価=4:けっこう勉強になった。2019/03/05