内容説明
不思議なものでクレームは、逃げれば逃げるほど追いかけてくるのです。「クレームからは決して逃げられない」というのが、私の実感です。「あなたじゃなくて社長を連れていらっしゃい」と何度いわれたことか。しかし、なんと言われようと、「ぜひ私とお話をさせてください」と頑張り品質向上に反映させてきました。結果は百戦百勝。自分で解決できなかったクレームは一件もありません。
目次
第1章 私が噛みつかれた“トンデモない奴ら”(オーストラリアで野鳥撮影に失敗;クレームをつけることに快感を覚える愉快犯;カメラにダニが一匹)
第2章 すべて実例!こんなクレーマーには、この処方箋(ごね得型―金品の要求(拡大損害の賠償要求)
プライド回復型―自身のプライド回復(謝罪要求)
神経質型―高品質要求(音、色、感触、ゴミ、キズ) ほか)
第3章 現代クレーム事情(時代を映し出す鏡としてのクレーム;クレームとは、いったいなんなのだろう!?)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
24
ヤクザとの対立した実体験が面白かった(笑)大多数の人を分類分けしてクレームの付け方を予想できるなんて面白い2021/09/25
夜狼寺 大
4
今読むと、ほとんどの事例がカスハラと定義されるクレーマーばかりで、出版された2003年当時は、こういう輩が納得するまでクレーム処理をしていたのかと驚く。2019/12/18
まじぇすた
4
それなりに楽しめた。クレーム対応のハウツーというよりはエッセイのような内容。著者が所属していた会社名は伏せてあるけど、カメラ好きや株をやっている人にはすぐに分かる?2019/01/24
貧家ピー
3
とある高級カメラメーカーでクレーム対応した時の話をまとめた。マンガも入って、軽い内容。 クレーム対応の要: ①クレームのせいで立ち場が無くなってしまったため、怒っている客がいたりするので、困っている点まで考えてあげる。②電話だけでなく直接顔を合わせる2006/01/02
レコバ
3
メーカーのクレーム担当の実話を通してクレーム担当の仕事を紹介するもの。顧客対応を含めていつも一本線を引いて機械的に接している私と比べて、全人格を晒して働いているのだから、3倍くらい貰うべきなんだろうけど、ラインからはずれたコスト部門なんだよなー2014/07/14
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