斎藤孝の読むチカラ―「東大国語」入試問題で鍛える!

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784796642279
  • NDC分類 810.7
  • Cコード C0081

目次

第1章 実社会で必要なのは「読むチカラ」(「頭の良さ」を決める「現国能力」;「共通理解」を得る力 ほか)
第2章 東大の「現代文」は最高の良問(受験勉強での「現国軽視」はおかしい;「品性のある問題」とは何か ほか)
第3章 問題を解くヒント(出題者との対話とは;出題文に秘められたメッセージ ほか)
第4章 東京大学の「現代文」を読む(出題者と同じ地平に立つ;島崎藤村『飯倉だより』“樹木のことば”(一九八一年度・文理共通・第二問) ほか)

著者等紹介

斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て、現在は明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。主な著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞)など。NHK教育テレビ番組「にほんごであそぼ」の企画・監修のほか、小学校1~6年を対象とした私塾、「斎藤メソッド」を主宰。06年より千代田区に開校する区立中高一貫校のゼネラルマネージャーにも就任する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAKAPO

29
「東大国語」の入試問題は、私には難しすぎるが、幸い私が知っている永井均さん(哲学者)の文章が取り上げられていたりして、とっかかりが無いわけではない。斎藤孝先生によると、入試問題を作る先生方は、将来の日本を背負って担う人材を発見するために、問題を吟味されているようだ。個々の主観をまとめ上げた間主観性を示すとともに、それを基盤とした主観を述べられる学生を救い上げようとしている。それは、自分の視点だけではなく、社会の視点で問題を見詰め視点と、解決するための策を立案することが出来る力を学ぶことが出来る逸材なのだ。2020/05/24

Lee Dragon

21
普通の赤本買ったほうが良いと思いました。内容が薄いです。2017/04/25

べる

18
最高学府にふさわしい「人間性」を問うている東大国語。いくつもの読み方が考えられる中で共通理解を求めていく。その妥当性、客観性があってこそ、人間社会は成り立っている。それが実際に社会に出て必要な現国能力なのだと分かった。また、問題を見るとテキストに出てない言葉で言い換える力が必要とされていることが分かる。解答例には幅があるため、複数の読み比べが必要だ。そして、別テキストにつなげることができる引用力。何人もの引用できる人は、人間としての知性の広がりを示す。古典を学ぶ必要性もここにある。学びが多い良問ばかりだ。2019/09/18

こじ

4
★★★☆☆ 読むチカラのある人とはどんな人だ? それは下記3つのことができる人だ。 ①書いてあることを要約して簡潔に伝えることのできること ②著者が言いたいことを明確に捉える客観的な視点があること ③自分の過去の経験と結び付けながら自分の意見を述べることができること 自分は上記能力をもっと高めていき、自分の考えたことをどんどん発信していける人になりたいと思った。2017/05/28

piro

1
東大現代文が読み物としては素晴らしいものだという事は理解できました。 斎藤せんせい、この本は手抜きし過ぎです。2014/04/13

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