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宝島社文庫
都庁爆破!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 475p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784796640565
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

世界秩序の歪みが招いた災禍。東京を突然襲うテロの恐怖!都庁爆破・占拠・ヘリ撃墜・決死のSAT隊員は全滅!次々に出される恐るべき要求。パニック。錯綜する情報―決断を迫られる中で反目する都知事と首相。テロの真の狙いは何か、そして首謀者は?首都へのテロが懸念されるいま、サントリーミステリー大賞作家が描く渾身のハード・シミュレーション。禁断の悪夢小説、ついに文庫化なる。

著者等紹介

高嶋哲夫[タカシマテツオ]
1949年、岡山県玉野市生まれ。元・日本原子力研究所研究員。79年、日本原子力学会技術賞受賞。米国での研究活動を経て、帰国後、文筆活動を開始。99年度『イントゥルーダー』で「サントリーミステリー大賞」を受賞。知的エンターテインメントの第一線作家となる。神戸市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

goro@80.7

46
日本がテロに襲われるなんて簡単なのだろうけど、メリットとしてはやっぱり「金め」しかないだろうなぁ~。それにしても犯人が弱すぎで、主人公も中途半端な感じが否めない。娘だけがカッコ良かった。折角都庁爆破するんだからもっとアクションに傾いて欲しかったと思います。惜しい。2018/10/04

達ちゃん

38
久しぶりの高嶋さんでしたが、ハラハラドキドキで面白かったです。ぐだぐだな政治家の言動が一番リアルでした・・・。2020/01/04

mayumi

26
東京都庁が爆破・占拠され、人質が取られる。イスラム武装組織か?と世間が揺れる中、犯人からの要求に首相と都知事は決断を迫られる。一方、妻と娘を人質に取られた元自衛隊員の本郷は現状打開を試みる…というストーリー。地下鉄サリン事件やアメリカ同時多発テロがベースにあり、有事に国はどこまで対応できるのか、考えさせられる。もちろん、パニックものとしても面白い。ただ、本郷の娘・朝美が小学生とは思えない図太さで、正直イラッとした…。2023/06/20

翔龍パパ

17
失敗した。録り貯めしていたビデオ番組の中に、丁度、今年の正月ドラマで『都庁爆破』が録画してあって先にドラマを観てしまった⤵️⤵️なので読んでいても先が分かって面白くないので中止?。やっぱり、本を読む前にドラマや映画を見てしまうと映像が浮かんで回顧録みたいになってしまうから、本から先に読まないとダメですね。ストーリーは『ダイハード』みたいで、そこそこ面白いので残念……というこ事で一応読んだ本に登録!2018/02/24

wakusan

12
都庁をテロリストたちが 人質をとってたてこもり、政府にとても呑めない要求をする。 序盤から、中盤にかけて都庁が部分的に爆破され、終盤にはサリンの恐怖にさらされる。 妻子を人質に取られた元自衛官が、友人と共に、妻子の奪還とテロリストの野望阻止の為に乗り込んで行くという内容。 まるで映画ダイハ-ドの世界です。た日本政府の弱腰や、石原慎太郎元知事を連想させる 知事などを 登場させて、若干のオリジナル性をもたせているかな。ただ難点をあげれぱ 最後の見せ場のアクションシ-ンが少なすぎて、物足りなさを感じます。 2018/04/08

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