宝島社文庫
同和利権の真相〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784796640282
  • NDC分類 361.86
  • Cコード C0136

内容説明

2002年3月、同特法が完全失効し、利権の温床となった同和対策事業が終結した。しかし、時を同じくして、同和団体は人権団体に変貌。深く静かに人権問題全般へと影響力を発揮し始めたのだった。食肉業界の闇コネクション、公共事業の同和タブー、終わりなき行政介入…。全国各地に蠢く利権コネクションの実態と、人権マフィア化する同和団体の変貌ぶりを炙り出す「利権シリーズ」の第二弾。

目次

序章 同和利権は死なず
第1章 BSE騒動のアンタッチャブル!
第2章 断罪されない解同の事件簿
第3章 見えない「同和利権」
第4章 公共事業と“同和タブー”
終章 「旧同和地区」の現在

著者等紹介

一ノ宮美成[イチノミヤヨシナリ]
1949年大分県生まれ。同志社大学文学部卒。新聞記者を経て、フリージャーナリストに
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

The pen is mightier than the sword

1
同名の書籍は世間にインパクトを与えたのか、これは第二弾である。差別救済の政策は対象外の人たちの反発を受けたり、あるいは支援を受ける側が過度に権利を主張するとか多くの補助を受けるためにごまかすとか、同和対策特別措置法の成立に乗じて利権を得ようとする流れもあるようだ。ここでは人権予算確保への不当な圧力、学校教育への解放同盟の過度な介入、食肉業への当時流行したBSEに乗じた補助金不正要求、などがあげられる。この本では、近畿、中部と多くの差別事例が取り上げられている。出版は2003年であり、かなり古い。1742017/03/11

Yuusi Adachi

0
JR大阪環状線に乗っていると不思議に思うことがある。大阪駅と天王寺駅を中心に左半分側に高層ビルが一件もないのだ。左半分は同和地区が多く、開発が難しいからと推測される。2002年3月、同和対策特法が完全失効し、利権の温床となった同和対策事業が終結した。しかし、時を同じくして、同和団体は人権団体に変貌。深く静かに人権問題全般へと移行。食肉業界の闇コネクション、公共事業の同和タブー、終わりなき行政介入……。全国各地に蠢く利権コネクションの実体と、人権マフィア化する同和団体の変貌ぶりを炙り出す渾身の一冊。✩✩✩✩2013/10/04

丹波橋

0
税金にたかる側とたかられる側、ともに自分の懐が痛むわけではないので でたらめに税金を使っている。こんなことがまかり通っているとはひどい話である。 それと終章で書かれているケースも衝撃的だ。「地区全体がアウトローの集団と言われてもしかたがないような社会的荒廃状況がある」そうだ。2012/07/05

Katsusuke Taira

0
test2019/02/17

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