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内容説明
「バス公認論」を完膚なきまでに論破!驚くべきことだが、これだけ「ブラックバスは日本にいてはいけない魚」という意識が広がったのに、ブラックバスの密放流は今日なおとまっていないのだ。さらに、ブラックバスを日本公認の魚にして利用しようという勢力もなくなっていない。バスが日本中に生息する現状を生み出すのに一役買ったにもかかわらず、今なお反省なくバス公認を求めている人たちや、公認論の広告塔として働いている数人の著名人についても、批判をさせてもらった。
目次
序章 「バスは駆除」が基本になったけれど…(環境破壊問題であり社会問題と理解されて;今なぜ『ブラックバスがメダカを食う』の続編が必要なのか ほか)
第1章 密放流NO!各地で続く終わりなき闘い(ブラックバスの生息状況;再放流(リリース)禁止 ほか)
第2章 ゾーニング案=バス公認案をめぐる攻防(バス釣り業界は衰退したけれど;(財)日本釣振興会は在来の魚を見捨てた ほか)
第3章 日本の釣りは、どうあるべきだろうか?(バス釣り以前に変質していた日本の釣り;「東京ロッド&ガンクラブ」と則弘祐氏 ほか)
終章 それでも基本は「バス完全駆除バス釣り禁止」(バス問題は、もっと単純に考えるべきだった;人間は生き物を管理できない ほか)
著者等紹介
秋月岩魚[アキズキイワナ]
1947年、山形県の朝日連峰の麓で生まれる。67年から趣味で写真を始め、78年からフリーランスの写真家となる。フィッシングを中心としたアウトドア関連、アドベンチャーもの、旅ものを志向し、国内はもとより世界各地を取材。コマーシャル、雑誌などで幅広く活躍中。開いた個展は「山釣りの旅」「自然の詩」「釣人心象」「旅の回想」など多数
半沢裕子[ハンザワヒロコ]
1958年生まれ。フリーランス・ライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Tomomi Yazaki
スズツキ