内容説明
ペンの力を武器に、かつて時の首相・田中角栄を失脚に追い込んだベストセラー作家・立花隆。今や立花は先端科学にも通じる「知の巨人」となった。だがその著作は、「巨人」の商号に相応しい価値を真に備えているのか?政治・経済、現代物理学から臨死体験、東大生バカ論まで、立花隆の多彩な著作・発言を徹底検証し、事実歪曲・誤謬の実態を白日のもとにさらして話題となった書、待望の文庫化。
目次
第1章 教養の「敵」(通俗知の巨人・立花隆―彼はなぜ生物学にしがみつくか?)
第2章 ジャーナリスト失格!(『田中角栄研究』の呪縛が生んだチンプな政治観;ザ・公安妄想―なぜ「謀略史観」にハマるのか?;「脳死三部作」が辿り着いた“おかしな人間観”とは?;『臨死体験』をベストセラーにした「脳内現象か?現実体験か?」の眉ツバ ほか)
第3章 科学憑き、宇宙憑き(現代物理学を講釈する前に、ブルーバックスをちゃんと読みなさい!;これだけあった『21世紀知の挑戦』『人体再生』のインチキ!;こうして疑似科学になった『環境ホルモン入門』;知の超訳にファック!もうやめようよ「なんでも前頭葉」 ほか)
第4章 伝説のオシマイ(立花伝説―それは「古典的教養」が崩壊したからこそ完成した)
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