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内容説明
晩像よりもさらに魅惑的な女優たちの生と性。
目次
ホームレス女―結城杏奈
不幸な女―小越あい
ひきこもり女―北条舞
言い訳する女―市川紗苗
分裂する女―ひなこ
公務員だった女―星野瑠海
面倒くさい女―水野奈菜
トップだった女―斉藤つかさ
普通の女―飛鳥みどり
嘘つき女―今井はるか〔ほか〕
著者等紹介
中村淳彦[ナカムラアツヒコ]
1972年、東京都目黒区生まれ。専修大学経済学部卒業。大学在学中に編集プロダクションにもぐり込み、AV専門誌やギャル雑誌の編集を経て、フリーライターになる。現在、週刊誌からサブカル雑誌まで、数多くの媒体で執筆活動を展開している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokkun1002
15
初、中村淳彦さん。2002年。名前のない女たち1冊目。企画AV女優のインタビューをまとめたもの。「オレンジ通信」「ビデオザワールド」「@BUBKA」「マガジンウォーB組」掲載。デビューの背景、実状、その後を語る。泣く泣くあり、自ら選んであり。成功、失敗あり。生々しく記録されている。吸い込まれないように注意して読み、感じなければならないと思う。結城杏奈含む全20人。2013/08/29
boyblue
6
こんな悲劇的な女性がこうもたくさんいるものだと思うが、現実に犯罪は発生しているわけだから一定確率で存在するのはなんらおかしなことではない。かなりの確率で家庭が崩壊している。逃げ場のない子供に選択肢があったのかどうかもあやしい。本当に弱い子なら死んでいておかしくない。知っておくべきはそんな不幸な彼女達をさらに利用してやろうという悪人がウヨウヨいることだ。卑下するのは簡単。どんな逆境でも生き抜く人間のつよさ、悲しさをみよ。2010/06/21
なつみかん
4
この本の出版は2002年なのか〜、それから14年経っているのだが、彼女らは今、どうやって暮らしているのだろうね?2016/12/17
mercury
3
依存症の本つながりで読んでみた。インタビューされている女優さんたちが何を言っているのかよく分からない。何故、そういう結論を出すのか、いろいろ分からない。全員、尋常でなく辛い経験をしている。DVや虐め、極端な貧困。そのせいで極端の考え方になってしまったのか、そうならないと生きてこられなかったのか。盛っているところもあるのかもしれないが、とても辛い本。2001年の本なのでこの人たちは今頃どうしているのだろうと思いながら読んだ。2013/12/21
rara
3
本作品からシリーズ化されることに。シリーズ最初を一番最後に読んだせいか、なんか無難に終わったなという印象。この後の続編たちがそれだけ凄まじい人生ばかりの女性だったんだなあと振り返る。映画化されてるみたいだし、ここまできたら是非とも観てみよう。2011/11/18