内容説明
もしも、日本で致死性細菌が撤かれたら?21世紀最悪の大量死はこうして死こる!ボツリヌス、ペスト、天然痘、エボラ…「脅威」の正体。
目次
第1章 シミュレーション!日本が生物テロに襲われる日
第2章 「バイオ・テロリズム」とどう戦うか?
第3章 生物犯罪&テロ―その邪悪な裏面史
第4章 生物兵器テロ「脅威」の真相
巻末インタビュー「謎の殺人炭疽菌はどこから来たのか?」―アンソニー・ツ博士(コロラド州立大学名誉教授)に聞く
著者等紹介
黒井文太郎[クロイブンタロウ]
1963年福島県生まれ。週刊誌編集者から国際紛争専門のジャーナリストを経て、現在、月刊『軍事研究』アナリスト。主に各国情報機関やテロ組織などの動向=いわゆる“インテリジェンス情報”の分析を担当している
村上和巳[ムラカミカズミ]
1969年宮城県生まれ。中大理工学部卒。医療専門紙『日刊薬業』『MEDIAPEX』の記者を経てフリージャーナリストに。旧ユーゴ紛争を中心に国際紛争、軍事問題を専門としているほか、サイエンス分野の取材活動にも取り組む
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感想・レビュー
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アト
2
その気があれば科学雑誌などから生物兵器を作るための様々な知識を読み取れてしまうが、こうした情報の流出を止めることはできない。「このような情報というものは、同時にワクチンや抗生物質の研究といった医学上必要な情報とまったく同一のものであり、両者を区別はできない。」というのが印象的だった。またキメラ・ウイルスというものを初めて知った。“たとえば強力な感染力を持つウイルスに殺人的な毒素を産生するウイルスの遺伝子を組み込む。そこに既存の抗生物質に対する耐性を持たせれば…。” 本当にSF小説を読んでいるみたいだった。2014/06/15
ユーザー名
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炭疽菌2011/06/20