感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
16
『読みやすい文章の与件はつぎの2つ。1つ目はセンテンスが短いこと。2つ目は面白いこと』 これが本書の趣旨。わけても2つ目の「面白い文章」を「人間的関心が強い文章」と解釈している点が奥深い。まず面白いを…「面白い=違和感×親近感」…と定義してみる。その上で「人間的関心が強い文章」を吟味してみれば、それが面白い文章であることが自明だ。例えば「今にも泣き出しそうな空」といった擬人法は見るからに人間的関心が強い文章だ。さらにこの文章は「人でないモノを人のように扱う」違和感と「人でないモノを人のように扱う」親近感が2019/11/24
ヴェルナーの日記
5
文章の平易さを数値化することによって、読みやすい文章、分かりやすい文章の書き方を示している。数多くの本からデータを抽出し、分析しているので、説得力をもつ内容となっている。2010/08/08
illsign
1
なるほどと思う部分はそれなりにある。1,2、6章は自分のものとして使いこなせればレベル上がる気もする。しかし、この本の文章が読みやすくないという残念ポイントも。もっと読点を減らしたほうがいいでしょう。2017/07/09