内容説明
留守番の子どもが見ていたテレビが煙を吹き出し燃え上がってしまったが、幸いにして家の全焼は免れた―あなたが被害者だったら、どうする?弱い立場の消費者に代わって、問題解決に役立ってくれるのがPL(製造物責任)法。本書は、そのPL法を誰もが理解できるようにまとめたものである。
目次
第1章 今こそPL法が活きる時代(PL法を表舞台に立たせた大事件;「雪印の低脂肪乳による嘔吐・下痢」事件と「三菱自動車工業によるリコール隠し」事件 ほか)
第2章 アメリカのPL法旋風をかいま見る(あなたはこの話を信じますか?;「コーヒーで火傷の賠償金二億九千万円」は本当か? ほか)
第3章 日本の安全神話はどこへ行ったのか!?(安全神話は完全に崩壊した!?;「揖保乃糸」お前もか? ほか)
第4章 賢い消費者を目指して(日本人の社会生活上の美徳;不法行為責任 ほか)
第5章 信頼されるメーカーの条件(リストラが問題の一因に?;食品のTQMがHACCP ほか)
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- 適応制御 システム制御工学シリーズ10