内容説明
「悪趣味」とは、世間から隠されていたり、自らが属する階層、集団からかけ離れている人間、場所に発生する概念といえる。厳密にいえば、前者からは「グロテスク」という概念が、後者からは「キッチュ」という概念が生まれるのだが、実は立場によって、悪趣味に見えるか否かは違ってしまうものでもある。本書は「悪趣味」を批判するのではなく、正面から受け入れ、爆笑のうちに「人間真理」を追究することを試みた、痛快ドキュメント。
目次
Prologue フリークス万歳!
蛭子能収インタビュー
1 人外魔境のアンドロメダへ!!
2 変態さんなんかいらない!?
3 ヨッ!人生解毒秘宝
Epilogue グロテスクの彼岸すぎまで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SKH
2
趣味の世界は広い。エビス宇宙、ザ・パンチパーマ物語はツボ。200X。2012/03/29
橘曙似
1
特殊プレイについてはその魅力がよくわからないが、小人プロレスに関しては、本人たちが熱心にやっているのに周囲が「見世物」「障碍者への差別」と善意の押し付けをして結局本人たちの生きがいを奪ってしまったのかと思うと、差別ってなんだろうな、と思わざるを得ない。2013/07/04
アイちゃん
0
初めてエロ本読んだ時のドキドキ感背徳感、をちょっと思い出す。今は冴えない僕だけど、いつか車の免許とって、あいつら全員見返してやる。2011/08/20