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内容説明
オペラの楽しみは究極のところ歌唱によるドラマだ―この視点にたった書き下ろしオペラ入門第２弾。声の分類とドラマテックな歌唱の問題から「大きな声」と劇的な表現の違いまで、名歌手４０人余り―ディーヴァ、ディーヴォ―を取り上げ、その歌手の素顔と芸術に迫り、オペラ歌唱のあり方をさまざまな角度から探る。お薦めＣＤＬＤ１５０余、アーティスト写真も多数収録。
目次
第１章 エレナ・スリオティス、シルヴィア・シャーシュ、ルチア・アリベルティ―カラスの再来といわれたソプラノたち
第２章 レナータ・スコット、ミレッラ・フレーニ、カーティア・リッチャレッリ―テバルディ以降のイタリア産三大プリマドンナ
第３章 ローザ・ポンセルとマリリン・ホーン―知られざるプリマドンナ
第４章 ユッシ・ビョルリンクとカルロ・ベルゴンツィ―北欧のイタリア・テノールと生粋のヴェルディ・テノール
第５章 フランコ・コレッリとホセ・カレラス―女性ファンの熱い視線を沿びて
第６章 キルステン・フラグスタート、ビルギット・ニルソン、ヒルデガルト・ベーレンス、ギネス・ジョーンズ―ヴァーグナーを歌うソプラノたち
第７章 フィオレンツァ・コッソット、テレサ・ベルガンサ、フレデリカ・フォン・シュターデ、アグネス・バルツァ、チェチリア・バルトリ―メゾのプリマドンナたち
第８章 ジューン・アンダーソンとシェリル・ステューダー―今をときめくアメリカ産プリマドンナ
第９章 ピエロ・カプッチッリとニコライ・ギャウロフ―バリトンとバスの名歌手たち
第１０章 林康子と日本のプリマドンナたち
