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内容説明
戦後最大のパンク・外山恒一のセックスと思想とロックンロールの青春。
目次
パンク誕生。
90年安保。
ライブハウス進出。
折れた前歯。
酔っぱらい伝説。
ブルーハーツ・コンサート爆砕計画。
決行!
パンク日記―その後。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiratax
1
著者の22~23歳くらいの日記。ブルーハーツコンサートで粉砕ビラをまくところがクライマックス。ストリートミュージシャン稼業だけで、ギリギリでも生活できるもんだなと。九州の博多だけあり、一定数の長渕信者がいるのも面白い。あとは「照話」に一度行ってアウェー感満載で戻ってくる場面もある。このあたりと外山は一切関わりがないもんな。2016/10/06
古道寺新人
0
自由と女が好きな男の日記。 シモ事情まで赤裸々で面白い。 この頃には彼の現在の思想が結構な部分出来上がっているように思える。 外山恒一の思想とその背景を知るための必読書。2025/05/12
囚人13号
0
心の奥底に秘めた凶暴性と、それに伴わない肉体の二項対立に今にも引き裂かれそうな外山青年。だから彼の突飛な行動は傍から見れば滑稽なのだが、確実にブルーハーツと同等のエネルギーを持っている…はず(しかしその原動力は主にルサンチマンである)。2025/01/29
nezumi
0
いくらか前に読んだものを再読。 一言で言うと変人の青春日記。オチがとても良い。 P170に例の政見放送のプレバージョンとも言えるくだりがあり、ユーモアにはずっと一貫したセンスを感じる。 逆に今と大きく違う部分として、異様な程の下ネタの数々があり、これには驚かされる。当時の外山のパンク感なのだろうか、現在と最も違う部分だと思う。 続編兼、副読本として青いムーブメントを読むと良いと思っていたのだが、それも合わせた完全版がでたとのことなので、追記など、どこが変わったのかを楽しもうと思う2024/12/15