内容説明
有名人との交際術から、デート、結婚、出産・中絶、麻薬の効用、ペットの飼い方、人生の幕の引き方まで―。A.ビアスの再来と評されるP.J.オロークが笑いとばす世紀末マナー読本。
目次
第1部 ルールのない世界で生きるためのルール
第2部 男と女とその他の人びと
第3部 フォーマルなエチケット
第4部 愉しきかな人生
第5部 苦しきかな人生
第6部 服装について
第7部 レジャーについて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅー
1
以下の引用のような話がたくさん収録されてる。"「あの時は酔っていたので」というのは、イタズラをしたときに言いわけとして唯一礼儀にかなったものだ。もちろん、酔っていたからといって、君のしでかした途方もない不作法を許してくれる人など、ひとりもいない。「酔っていたので」というのは、「酔っていたので、ふだんの自己規制をかなぐり捨て、かねてやりたいと思っていたことをソックリ行動に移してしまったが、もし僕を挑発するようなことがあれば、もう一度同じことをやるかもしれない」という脅迫をオブラートにくるんだだけ。(続く) 2012/05/23