看護の実力―訪問看護・開業ナースはゆく

村松 静子【監修】

照林社（2008/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 215p／高さ 19cm
• 商品コード 9784796521864
• NDC分類 492.9
• Cコード C3047

内容説明

患者・家族が在宅看護に希求するもの、開業看護のパイオニアたちが達成したもの、医療崩壊を食い止める本当の看護の力がここにある。

目次

第１部　看護の原点を求めて（看護の力；病院看護から在宅看護へ；肝硬変患者Ｋ氏との出会いを通して今、大切にしていること　ほか）
第２部　訪問看護・開業ナースの可能性を探って（病院から地域への橋渡しに看護の力をもっと；限界集落で一人ケアマネの開業；訪問看護・開業ナースに望むこと：「患者」でもなく「患者様」でもない、病気とともに生きる「生活者」として　ほか）
第３部　本当のエキスパートを目指して
資料編　ナースの開業マニュアル―起業のための１０のポイント

著者等紹介

村松静子［ムラマツセイコ］
在宅看護研究センターＬＬＰ代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あこ]

在宅看護研究センターLLP同志の活動の一端。皆の情熱を感じる。同時に自身にも熱いものがこみ上げる。さてどうするか…「あなたは本当の看護の姿を知っていますか。あなたは、本当の看護に出会ったことがありますか。あなたはどんな看護を求めていますか。私は、慣れや思い込みでの看護はしません。押しつけの看護はしません。必要な時、必要な看護を、必要なだけ提供できるよう努力しています。単なる技術者ではありません」と、村松先生は心の中で念じながら言葉を出すそう。その言葉になった看護の情熱や実行力は相手に伝わるのですね。

2013/11/13

[桜海]

学校課題で読んだその3！最初は良かったけれど、だんだん飽きてきてしまいましたw私的には少し文章が読みにくかった・・・。読みやすい人のもあるし、興味が湧く部分もあったけれど、、、という感じでした。この本の中で一番印象に残っているのは、「針の穴のようなわずかな光を大きく広げていくのが看護のはたらき」という部分です。

2015/06/09

[宇仁田まめこ]

今の仕事に携わるようになってから出会った一冊。 心の片隅にある指南書のような存在。 自分がどこへ向かうべきか、悩んだときに読み返す。 心と技術の鍛錬に、終わりはないのだろうな。

2014/05/25