内容説明
本書では、4人の看護理論家の各看護論・看護モデルの重要概念や理論枠組みを、原著者の説明に加えて著者自身の言語表現でわかりやすく丁寧に解説しています。さらに、本書は、各章ごとに、看護論・看護モデルの理論枠組みを十分に踏まえた、日本における看護実践の事例が必ず取り上げられています。これらの看護実践への応用からいえることは、難解でアメリカ的な看護論・看護モデルが日本の看護にうまく取り入れられ、同化して、日本の看護の指針にもなっているといえるでしょう。
目次
看護論の基礎
第1部 V.ヘンダーソン『看護の基本となるもの』
第2部 Sr.カリスタ・ロイ『ロイ適応看護モデル』
第3部 D.E.オレム『オレム看護論』
第4部 H.E.ペプロウ『人間関係の看護論』