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内容説明
稀代の名君と名高い恵渡幕府の第八代将軍・七條光彬には恐ろしいほど美しく妖艶な妻がいる。その麗人は―紫藤純皓という男だった。昼は貞淑で楚々とした立ち居振る舞いだが、夜には獰猛な獣に変貌し光彬を翻弄する。夫婦として仲睦まじく過ごしていたところ、御三家筆頭である尾張藩の『七條彬春』が参勤交代のため恵渡城を訪れる。光彬は自分と生い立ちが似ている彬春のことを近しい存在として好ましく思っていた。だが彬春が登城してからというもの、恵渡の町で不審な事件が相次いで…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cikorin06
10
1巻目は攻めがスパダリ枠なのかな?って感じだったのに、超男前受けになっていて格好良いのなんの!本当に素晴らしかったです。1巻から読み返したい。イラストもぴったりで華を添えています。2019/09/06
たろさ
10
シリーズ④面白かった。光彬は相変わらず本当にまっすぐで民のことを考えている、良い将軍。しかも受(^^ゞ今回はいよいよ御台所である純皓が、自分が八虹の長であることを伝えようかどうか迷うところが、可愛いく見える。やることはえげつないんだけど、光彬を守る為に、敵に向かう純皓は良かった。そんな純皓を受け入れる光彬様の度量の広さに感服。2019/03/29
beniko
8
④。光彬大活躍の回。人材の起用や周囲の家臣への配慮など、主君としても立派だし、人間としても素晴らしい光彬がが頻発する付け火事件に巻き込まれる。光彬に迫る危険を察知した純晧が、八虹の長としての自分を曝け出せずに苦しむ姿が切なかった。どこまでも懐の深い光彬と、深く一途に彼だけを想う純晧がさらにアツアツぶりを増す展開を楽しみました。シリーズも4冊目、恵渡ワールドにも馴染み、BLとしてだけじゃなく、時代劇としても面白かった。彬春、本当にキモかった。2019/11/14
京子@オランダ
6
大好きなシリーズ。今回も麗しい表紙ででっかいポスターにして飾りたいほど。難しい漢字でびっしり埋まるページに多少目が滑りつつも最後まで楽しゅうございました。ほっとした最後に鬼瓦さんがまた酷い目にあってて笑いましたw2019/03/21
kirara
5
こりゃ光彬さんスーパーマンだな✨今回は純皓の出番が随分少なかったな~。でも、その分最後の最後の登場のインパクトが凄かったかも! 結局純皓にメロメロな上様は、このままみんなの人気者でいて欲しいなぁ✨次があるのかわかりませんが…次巻も期待してます!2019/03/03