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内容説明
「決まった相手がいないのなら、私とつきあってみるか?」4年前、大手総合商社に勤める藤近は、ブランド・マーケティング部の部長である右城に誘われ、彼の“愛人”となった。妻と娘を持つ右城とは身体だけの関係―そう自分に言い聞かせ、右城に惹かれながらも割りきってきた藤近。けれど、悦びと安らぎをくれる男の腕が決して自分のものにならないことに心は痛むばかりで…。書き下ろしも収録した、年の差アダルトロマンス新装版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
16
再読☆何度読んでもだいたい同じところで、うっ…♡となります。水壬さん作品での転がすおやじが多分好きなんだと思います。で、そんな彼がぽろっと重たい愛を囁くところがツボで。次の新刊、右城さんの秘書スピンだということですがこの話の中では全く存在感ないから…どんな方か楽しみ。2019/06/19
なみ
16
旧版既読。待ってました!文庫化。甘々な書き下ろしあり。(絵師さんチェンジするとなんとなく雰囲気も変わるような…)2018/10/03
tanya
8
新装版とは知らずに購入。超年上攻といえど、まだ40代の社長なので若いんじゃないだろうか。でもやる事が回りくどい感じで引き留めるなら分かりやすくすればいいのに何か意地悪さが出てる。受が翻弄されるのは仕方ないかも。駆け引きが楽しくて一気読みでした。2018/10/17
アッちゃん
7
ブログ掲載分の再読。「愛人」と言う名の「恋人」、 初めからそのつもりだった、妻と離婚協議中の年上のおじ様は、初めは受けの藤近が、その事に…愛情に気がつくまで放置(プレイ)なんですが…「バカが…。おまえはいつもつまらない意地を張る」 気が付き改めて攻めの右城の独占欲と執着に気がつくと、実は初めから溺愛されていたのだと。 年上のおじ様攻めの美味しいところがいっぱいです。 2018/09/29
beniko
6
旧版、スピン元未読。冒頭からポンと物語の真ん中に放り込まれたかのよう。同じ会社の上司と部下ではあっても直属ではないのと、プライベートでの偶然の出会いがきっかけなので年齢差はあっても対等な感じと体の関係を持つまでに数年あったのがとても良かった。「ストレイ・リング」では本気になった藤近の切なさに泣き、その藤近を大きく深い愛で包み、余裕に見えてしっかり執着している右城がすごく良かった。続く「ラブ・アフェア」で右城の甥・将人が登場するが、何の権利があって藤近を試すのか。事情や理由があったとしても全く許せず不快感+2022/09/11