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内容説明
自分と母を捨てた父に復讐するため、性別を偽り花街で芸妓として暮らす志季。一振りの短刀だけが父を探す手がかりだった。ある夜、穂積という男に躰の秘密と復讐心を知られてしまう。穂積はなんの気まぐれか、復讐の手助けをしてくれると言うが、その代償は…躰。目的のため、志季は己の身を差し出すが―「子爵と冷たい華」兄が急逝し、跡継ぎとなった嵯峨野経行。家のしきたりでいわくつきの一族に仕えることになるが、その若き当主・貴久との出会いは運命的なものであった―「華の枢」淫靡な時代浪漫2編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
波多野
26
実は清澗寺シリーズを未読でスピンオフと知らず読みましたが、入門編として濃厚な世界観を感じました。ただやはりシリーズ色も濃いため特に2本目は既読ならばもっと堪能出来たかもしれません。余韻を残す作品でした。今年こそシリーズ読破。2017/03/16
きょん
16
清澗寺シリーズ読んでみたいと思いつつ中々手が出なかったので、後半の「華のとぼそ」を読んで何となく雰囲気つかめた感じかな。表題作の傲慢スパダリ子爵×クール芸妓は割と前半から独占欲が見えててなんだか安心して読めた。2017/03/14
卯月
14
清澗寺家シリーズ、気になりつつ未読です。こういう空気感なんですね。濃ゆいな~。嵯峨野と貴久が最後まで直接的な関係を持たなかったのが好きだなあ。後半を読んでから前半を読むと、また違う感じ方ができそうです。2017/03/25
cikorin06
9
図書館本。表題作、【子爵と冷たい華】隠し子、志季の勝気で料理上手な所がお気に入り♪好きな人に手料理を食べて貰いたい…ってね。そして、口説きと煽り言葉満載。楽しく読了。【花の柩】本編未読「好みじゃない感じで」の為、流し読みでしたので尚更ピンと来ず。残念。2017/07/28
黄葵
8
購入して、かなり読み終えるまで時間がかかりました… 2018/02/05
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