内容説明
政財界のアドバイザーとして特別な使命を帯びた国の特殊機関・ヘプタゴンに所属する宗教学者の七生。その日、七生に捜査協力を依頼してきたのは、眼光の鋭い公安警察の鬼防だった。ある教団の背後に蠢く不穏な闇を明らかにしようと昼夜を問わず調査を進めるうちに、思いのほか情の厚い鬼防に惹かれていく。戸惑いを隠せない七生だが、ある朝鬼防に押し倒されキスされてしまう。そんな矢先、事件の核心に迫った七生は教団に狙われて―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白新名
20
この作品に横たわる思想が作者本来のものであるなら、ジャンルの枠に捉われず拡がってほしいと思えるストーリー。コレはシリーズで続けて欲しいし、続くべき作品。2016/06/30
きなこ
20
最近すっかり国を護る男ばかり描いている感じがする水原さん。今回は公安警察。このご時世ありそうな、しかも凄く大きな問題で一体どう収拾するのか?と思っていたが、案外あっさりと解決。七芒星の会など興味深い事もあったのに、すべてがちょっと物足りないまま終わってしまった気が…。2016/06/27
きょん
19
行動の男と知性の男。攻が自分なりのポリシーや哲学を持ちつつも、考え込むより動くタイプで素敵。ヘプタゴンという魅力的な設定も出来た事だし、シリーズで他のCP書いて頂けないかな。2016/06/29
まふぃん
13
国防のお話。設定が難しくて何処まで理解できたかは分からないけど、面白かったです。事件や恋愛部分はあっさりしていたので、後半は早く進みました。折角の設定なので、続編や同じシリーズは書かれないのかな?!2018/11/15
tanya
11
お話は面白いけど、ちょっと回りくどい表現で意識があちこちに散らばって読み上げるのに手間取りました。ラブが割とアッサリしてて物足りないかもですが楽しく読み終わりました。2018/07/03