内容説明
怪我で療養中のカメラマン・一之瀬は、友人の頼みでとある男の世話をすることに。散らかり放題のひどい有様の部屋にいたのは、白皙の美青年―繊細な作風が人気の小説家、吉田和穂だった。美しい容姿にそぐわない幼い言動をみせる彼は、家での様子に反して、外ではその美貌に見合った艶やかな振る舞いをしてみせる―。不安定で危うい彼に、惹きつけられていく一之瀬だが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とも*
15
引き籠りな人気作家と生活能力が無くて荒れ放題な家に臨時家政婦としてやってきた怪我療養中のカメラマンとの話。 基本甘い話だったかな。 ただ、話を長引かせる為?と思えるようなおバカな行動に度々イラッとしてしまったし、結局カメラマンとしてはどうするのかとか写真集とか将人に似ている主人公の話を読んで本人はどう思ったのかとか読みたい所が無かったのが残念。2013/11/04
きょん
8
何だかあっという間にCPになっちゃって、あれ?展開早いなあと思ってたら前半は雑誌掲載分だったみたいですね。いっそ、2部構成にして頂いた方が読みやすかったかも。お世話する人される人のCPは好きなので、楽しく読めましたが、現実には友達になれそうにない感じですね。2013/08/14
まふぃん
7
雑誌掲載分と、加筆分が加わっていたので、お話が長く感じられました。これなら、話を二話に分けた方が纏まった感じが出て良かったんじゃないかな? 写真集の続きの話があっても良さそう。2014/07/08
華緯
5
なんだか次から次へと事件が起きて『も〜、このぼんやりさんは、何度失敗したら学習するんだか……』と、やきもきさせられました。結構早めにcpになったので、あとは一ノ瀬さんが海外へ行くかどうかだな、と予想してたら、実際に海外へ行ったのは将人くんのほうだし。それでも一ノ瀬さんはまた海外へ行くと思います。で、和穂(と汚部屋)を思い浮かべて帰る…の、繰り返し。で、和穂は待ってるんでしょうね……寂しいって半泣きになりながら。2013/06/29
ももちゃん
3
カメラマン兼家政夫の攻めと生活能力皆無な小説家受け。 受けの和穂が素直で可愛かった。子犬っぽい。一ノ瀬さんがなんでもできて面倒見がよくてやさしくて頼れるお兄さんでかっこよかった。2021/06/30




