ガッシュ文庫<br> 信じてないからキスをして

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ガッシュ文庫
信じてないからキスをして

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  • サイズ 文庫判/ページ数 242p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784796400503
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「裁判員制度導入を睨んで、検察庁は美人を選んだって噂は本当だな」―捜査一課の刑事・加倉井の印象は最悪だった。綺麗な見た目に反して堅物と評判の新人検事・千条には、加倉井の揶揄う態度が許しがたい。その上、彼のいい加減な仕事態度は、検事としても千条の手を煩わせるのだ。だが、ある事件に関わったとき、加倉井が真剣なまなざしで協力を求めてくる。捜査をともにするうち、彼の真摯な姿勢を知る千条。やがて、加倉井を愛するようになるが…。クセモノ刑事×美人検事―恋に堕ちる瞬間。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たべもも

35
★★★☆☆。作家買い。美人検事受け×刑事攻め。顔を合わせる度に軽く口説いてくる攻めをツンツンあしらう受けが可愛い。事件では、きっぱりと現実を言い切る受けが清々しい。そして初Hは受けの処女っぷりがこれまた可愛い。自分的に受けがツボった作品でした。梨さんのイラストも好き。2015/04/09

Yucca

17
★★★☆☆:警察官×検察官。検察官の千条は堅物で真面目な性格。よく顔を合わせる加倉井とは相性が悪いのだが、ある事件を一緒に捜査することになって…というお話。ストーリーがとんとん進み、文章も読みやすかったので時間をかけずに読了。サスペンス要素や設定が心を擽るけど、BL要素は薄かったかな。キャラクターやそれを取り巻く状況は劇的展開の要素を孕みつつも、あっさりと終わってしまった印象。文章の書き方もなんか独特…。物語が千条の一人称で描かれているので、加倉井サイドの視点も読みたいな。AM。2017/03/23

きなこ

16
電子版。検事の千条は、愛想なくて理詰めで一見冷たそうに思えるが、正義を守るという幼い時に抱いた思いを貫くなかなか熱い人に思えた。事件絡みで真相が明らかになっていくにつれ、軽くて俺様みたいな加倉井の情の深さや脆さ、何より彼も正義を守るという強い思いを抱いていることが分かり、千条が愛を自覚していく様子が素敵だった。でもなんだかやりきれない事件だったよなぁ。2016/10/01

de sang-froid

16
司法BL。検事・千条(左)は、刑事部捜査一課・加倉井(右)の手掛けた事件の担当になったが、彼のことが苦手だ。加倉井さん視点のぐるぐるモードが見たかったな。千条を好きだという根拠が見えない。千条の偽善を許さない苛烈な姿勢は小気味良かった。2012/10/06

さち

16
千条が男らしい!犯人に向けたセリフが、千条がブレない信念を持った強い男だと確信させてくれる。そうだったんだと納得したと同時にそのセリフが胸にストンと落ちた。加倉井の弱さも脆さも彼がいるならきっと大丈夫。流されず、意地を張らず、自分の気持ちに正直に恋人になることを選んだ所も好き。ストーリー展開も上手く、作品によっては苦手な一人称なのに全く気にならなかった。一緒になって真実に辿り着こうと夢中で読んだ。うん、思ったよりもほんと面白かったな。SSでいいからその後の恋人同士としてのやりとりも読みたい。2010/06/07

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