内容説明
「君に許されるのはイエスだけだ」官能を呼び覚ます熱いキスに、尚人は応えることができなかった―。氷の美貌と称えられ、完璧に任務をこなしてきた要人警護のプロ貴嶋尚人に、新たな指令が下された。何者かに狙われるシュタイン大公国の後継者、公爵・ラウルのボディガードをしろというのだ。傲慢な為政者という態度で警備に非協力的なラウルに、任務の困難さを痛感する尚人。だが夜になると、戸惑う。情熱的に掻き口説く、ラウルの熱い眼差しに…。―ボディガードは任務と恋の狭間で揺れ動く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
11
読了2016/09/15
テンハル
4
【表紙買い】侯爵×ボディーガード⇒硬質な感じの小山田あみさんの挿絵につられて手に取りました。ストーリーは王道。要人警護のシーンもきちんと押さえられているので安心して読めます。全ては攻め・ラウルの一目ぼれから始まったようなものなので、もう少し早めに受け・尚人に種明かしなりヒントをわたしてもよかったかな?尚人の上司のアンリやラウルのいとこのフランツがもっと尚人で遊んでくれてもよかった。2013/04/15
こぷる
2
一度初版で買って、手放して、古本屋で見かけてまた購入してしまった1冊。なんかこの頃の小山田先生のイラストが好きなんですよね。お話は超王道でそれなりに楽しく読めたのだけど、トラウマになるほど爆発が怖い癖に受けがボディーガードを職業に選んだ事や(結局、護衛対象の攻めに助けられたり)、君に一目ぼれずっと好きだったとかかなり強い執着があった様な告白しながら当時の受けの年齢も確認してない攻めの思考回路にいろいろ違和感を感じた。続きが読んでみたい。できればフランツ君編で書いて欲しいなあ。2012/08/02
801個の発火飴
2
予想通りの展開だったので、気軽に読めました。ただ、タイトルと内容が自分の中では一致しないため、思い出すときに苦労しそうだなぁ(笑)2010/07/24
かとりーぬ
1
橘さんと小山田さんという珍しい組み合わせ。外国を舞台にしたボディガードもの。氷の美貌と呼ばれる要人警護のプロ尚人が公爵ラウルのボディガードを命じられ…。あとは、ありがちな話。尚人の過去のトラウマなどもあり、わりとおもしろかったです。小山田さんの絵もきれいだし。大柄な男同士が抱き合うのもよきものでありんす。スピンオフもあるそうなので、読んでみるかな。2013/04/26