内容説明
「私と私の愛をおまえに捧げる。この命尽きるまで」中東某国の王子・シェリクを愛し、警官の職を辞して彼の恋人兼SPとなった今井隼人。ところが、その関係を側近のアーマドは許さなかった。任務を真摯にこなせば、いつか彼の心も溶けるのではと健気に働く隼人。一方、シェリクには留学時代の恋人・星が復縁を迫っていた。隼人の存在を知ったシンは彼を憎み、アジアの広大な砂漠に拉致してしまうが―!?かんべあきらの描きおろしマンガも収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
de sang-froid
1
BL。出会ってから二年、第一王位継承者・シェリク(右・23歳)は警備官・隼人(左・28歳)と恋人として王宮で暮らしている。お見合いを迫られるシェリクの前に、かつて肉体関係にあったシンが現れる。挿絵がとっても丁寧。2013/02/03
しずか
1
早速小姑(アーマド)による嫁(隼人)いびりの始まりかと、ヒヤヒヤしましたが、違うとわかって一安心。表立って祝福されることは難しい二人だけど、身近な人たちにはすっかり公認のようで、よかったです。・・・これで完結かぁ・・・。寂しいなあ。2009/11/17
コーヒー豆
0
シェリク王子×隼人の小説版。コミック「烈華の雫」のその後のストーリー。漫画よりもっと甘い雰囲気がした。かんべあきらさんの挿絵もいつもながら安定感があり綺麗。番外編で綿菓子の袋を持って手を振るアーマドがツボだった。意外性って美味しいな。2013/05/22
amk24
0
このシリーズのコミックスをすべて手に入れていたので 小説版も読めて良かった。2012/11/18
いちのせけい@鬼太郎にあえる街
0
いよいよ本当に完結。私を再びかんべあきらさんファンにしてくれたシリーズでした。まだまだ読みたかったな。2009/11/09