インド学仏教学叢書
世親の大乗仏説論―『釈軌論』第四章を中心に

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  • サイズ B5判/ページ数 19,4/高さ 26cm
  • 商品コード 9784796310130
  • Cコード C3315

内容説明

『釈軌論』第四章を中心として、同論が展開する大乗仏説論を軸に世親の「大乗」思想を考察、『釈軌論』において世親はいかなる論法をもって大乗仏説を論証しようとしたのか、その際に世親が考える「大乗」とはいかなるものか、を明解する。

目次

本論(『釈軌論』を中心とした世親研究概観;『釈軌論』における大乗仏説論;『釈軌論』の「法」解釈―一切法無自性説をめぐって;『釈軌論』の「仏」解釈―「変化身」としての釈尊)
テキスト・訳注篇(Vyakhyayukti Chapter4;Vyakhyayuktitika Chapter4;『釈軌論』第四章和訳;『釈軌論注』第四章和訳;付録 『釈軌論』第四章対応原典)

著者等紹介

堀内俊郎[ホリウチトシオ]
1977年大阪に生まれる。2000年東京大学文学部卒業。2007年東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻(インド哲学仏教学)博士課程修了。2007年日本学術振興会特別研究員(PD)。2009年カリフォルニア大学サンタバーバラ校客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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