ジャヤンタ研究―中世カシミールの文人が語るニヤーヤ哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 561p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784796302449
  • NDC分類 126.6
  • Cコード C3015

目次

第1章 ジャヤンタの著作問題と年代論(著作問題に関する先行研究と問題の所在;“Pallava”という作品の正体;Nyayakalikaは真作か、偽作か?;ジャヤンタとヴァーチャスパティの先後関係)
第2章 ジャヤンタの学問観と「別のシャーストラ」(´sastra‐antara)(ジャヤンタは「六派哲学」を知っていたか?;Nyayamanjariに言及される「別のシャーストラ」―“´sastra”の語義探索を兼ねて)
第3章 ジャヤンタが語るニヤーヤ哲学の諸相―ニヤーヤ哲学史再構成に向けて(「acaryaたち」と「vyakhyatrたち」の論争;論証式における「適用」(upanaya)の意味について―初期ニヤーヤ哲学史再構成に向けての一資料
「正しく知られるべき対象」(prameya)としてのアルタ概念の変貌―ジャヤンタが語るニヤーヤ哲学の思想的位置を探る一視点)
第4章 NyayamanjariとNyayakalika(NyayamanjariとNyayakalikaの対応関係―Nyayakalikaの真贋問題を起点として;Nyayamanjariのシャブダ論の特質―Nyayakalikaのシャブダ論との比較を兼ねて)

著者等紹介

丸井浩[マルイヒロシ]
1952年東京都中央区日本橋に生まれる。1976年東京大学文学部印度哲学印度文学科卒業。1983年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。財団法人東方研究会専任研究員。1984年インド・プーナ大学サンスクリット高等研究所にて在外研究(至1986年)。1990年武蔵野女子大学短期大学部専任講師。1992年東京大学文学部助教授。1993年ドイツ・ハンブルク大学在外研究。1999年東京大学大学院人文社会系研究科教授。博士(文学)、日本学術会議第20‐22期会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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