内容説明
本書は、土地問題とそれに対する政策に関する経済分析を試みることを目的とし、異常な地価決定のメカニズムに焦点を当てるため、現実の土地市場に合った交渉モデル(Bargaining Model)を用いてミクロ経済学的な地価決定を議論した。
目次
第1編 地価変動の実態と分析(地価変動の実態;地価変動のマクロ分析)
第2編 土地市場のミクロ経済分析(土地市場の構造;需要者と供給者の留保価格;双方入札モデルによる取引価格の決定 ほか)
第3編 土地政策の経済分析(土地政策の必要性と諸外国の土地関連制度;取引価格の規制;土地利用規制 ほか)