内容説明
「君が代」は、本当に天皇を讃えた歌なのか？数奇な運命を辿った「国歌」成立の過程が、隠された「邪馬壱国」「九州王朝」をあぶり出す。独創的異説が絶対的な説得力をもって「定説」を凌駕する。
目次
第１章 「君が代」はどこから来たか（「読人しらず」の「君が代」；「君が代」と九州筑前；「山ほめ祭」と「君が代」 ほか）
第２章 「邪馬台国」はなかった（『魏志』「倭人伝」と卑弥呼；卑弥呼の年齢；卑弥呼と神功皇后 ほか）
第３章 消された「九州王朝」（「倭人伝」以前の北九州；日出ずる処の天子；その後の九州王朝 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
usamito
1
701年 なるほど2013/04/13
宗芳
1
君が代＝九州王朝説は賛成。邪馬壱国への距離と、三国志のみを重用してよいものかという疑問が残る。2012/02/17
我門隆星
1
邪馬台国ならぬ邪馬「一」国に目をつけたところは評価できる。しかし、軽妙すぎる文体が玉に瑕。2008/08/31
