内容説明
「必ずここに戻ってくるよ」小さな島の、ある“おばあ”との出会いから僕の“祭旅”は始まった。―25歳で理不尽なリストラ勧告を受けた不況世代の“僕”。自分の夢を求めて向かった先は、南の果て、沖縄八重山諸島だった。特異で魅力的な「離島の祭」を9年にわたって追い続けた写真家が綴る、沖縄旅のノンフィクション。
目次
南の島の出会い―種子取祭・竹富島
人は風、我は風ぐるま―マンダラー・竹富島
フリーターからの船出―横浜~八重山諸島
国境のカメラマン―久部良ハーリー・与那国島
最南端の祭へ―ムシャーマ・波照間島
海幸山幸―白保獅子舞・石垣島 白保
タナドゥイの向こう側―種子取祭再訪・竹富島
神とツカサと島人―マチリ・与那国島
故郷のユーに酔う―節祭・西表島 祖納
ヤマングたちへ残すもの―十六日祭・石垣島 平久保
若者たちのプライド
一枚の写真
著者等紹介
箭内博行[ヤナイヒロユキ]
1973年横浜市生まれ、埼玉県育ち。國學院大學卒業。2年間の会社勤務を経て、十代の頃より独学で学んだ写真の道へ。「日本の祭」をテーマに、沖縄八重山諸島をはじめ、日本全国の祭を撮り続ける。東西南北、山村、漁村、豊かな日本の風土のもとに展開される祭と、その祭を支える民の心意気を知ることに強く惹かれている。現在、日本全国約100ケ所の祭を撮影。沖縄八重山諸島の祭は9年にわたり追い続けている。人物、風景撮影分野で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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