内容説明
保険金詐欺、尾行、脅迫、談合、偽造、葬式マニュアル…交通事故の難事件ばかり手がける凄腕の調査員が明かす“示談屋”の世界。弁護士も知らない示談交渉現場の真実を暴くノンフィクション。
目次
序章 これが示談交渉人の仕事です
第1章 保険金詐欺がなぜ多発するのか、その裏側をお話しましょう
第2章 査定とは適正という名の減額です
第3章 病院とはもちつもたれつなんですよ
第4章 示談に身分は関係ありません
第5章 示談交渉人とは何でも屋なんです
終章 示談交渉とは情をカネで切る仕事です
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Junichi Wada
1
交通事故による損害保険の示談交渉の裏側を書き綴った一冊。誰しも車を運転していると被害者にも加害者にも当然なりうる。ちょっと寒気を感じつつ、日ごろの運転に注意したいと思える一冊。2009/11/03
ともあきほ
0
内容的には重くなく、目新しくもないが、車には気をつけようと思う。 2003/08/24
ジャッキー
0
交通事故の示談は大変である。人身事故なら示談交渉は頭が痛くなる。著者は5万件ほどの事故処理をしたベテランの調査員。事故の処理と金額の査定について詳しく書かれているので、素人でもわかりやすい。著者は何度も飲酒運転の事故は家庭崩壊につながると力説しているのが印象的だ。おそらく保険会社は飲酒の事故は表向きでは保険金は一銭も出さないということを言いたいのだろう。。2011/12/13
ころすけ
0
★★★☆☆ 図書館2018/09/09