内容説明
探しているものはイギリスにあった。日本を飛び出し、イギリスへと向かった若者たち。なぜイギリスなのか?そこで何を見つけ、何を想ったのか?そして彼らを訪ね歩いた旅の終着点にあったものとは?瑞々しい感性で現代の若者の肖像を活写するノンフィクション。
目次
meet again―5年ぶりの再会
The location of photographs
miles away―マイルズ・アウェイ
true choice―マイコ
curious girl―シノブ
voice―アバウト・シャパニーズ
London A to Z―フラットハウスにて
London live―イギリスで生活するということ
look back―あの頃へ
Re…―オックスフォードStの2人
someone somewhere―一期一会
mind the gap―マインド・ザ・ギャップ
goal→start―チエ
wanna be back―ミキオ
London Tokyo distribution―一通のメール
reality―アキノリ・ノブコ
coming back to Brighton―そしてブライトンへ
human trip―ヒューマン・トリップ
著者等紹介
渡辺享子[ワタナベキョウコ]
服飾デザイナーとして10年間企業に勤めたのち、1994年春渡英、ブライトンの英語学校を経て、ロンドンのセントラル・セント・マーチンス・カレッジ・オブ・アート&デザインのBA(hone)Graphic Design Courseで3年間学ぶ。’97年帰国後、資生堂にてエディトリアル中心にグラフィックデザインを担当。現在はフリーランスとして、雑誌、PR誌など多岐にわたる媒体で活躍する。’65年生まれ
日向雄一郎[ヒナタユウイチロウ]
1994年春、東京造形大学デザイン科を卒業後に渡英、ロンドンを南下した街ブライトンに1年間滞在し、語学学校に通う。’95年帰国後、フリーランスで写真の活動を開始。これまでいけば、建築、自動車など物言わぬ対象を撮り続けてきたが、今回の旅は初めて“人”を撮る試みとなった。1971年生まれ
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